「憂いと激情」正しくその一言に尽きる楽曲が凝縮された『シナリオ』が遂に2008年1月16日(水)に全国レコード店にて発売となる。Jeeptaらしさが詰まったアルバム、臨場感溢れるデビュー・ミニ・アルバムが遂に完成!2008年1月5日(土)には遂にワンマンライヴが開催。この日ばかりは彼等を存分に味わう事が出来る。それに先駆けて、Jeeptaを独占インタビュー!!
■Jeepta独占インタビュー
(2007年12月22日)
―― 今日はデビュー・ミニ・アルバム『シナリオ』の中に収録されている「Loop」から始まりましたが、曲順を決めるのは色々苦労しましたか?
佐藤(Ba.)「先月の関西ツアーの頃から、自分達の中でこれイイネ!って言うものがあって、最近の定番になってる曲順ですね。」
―― 一曲目に「Loop」を持ってくるのは意外性を感じましたが、特別な理由があっての事ですか?
佐藤(Ba.)「自分達が気持ちがいいからです(笑)」
青木(Dr.)「あはははは(笑)そうだね、気持ちいい曲だよね!」
佐藤(Ba.)「「Loop」をライヴでやっていて気持ちがいいなって思って、そこからアルバムの一曲目に持ってこよう!と言う感じになりましたね。」
―― 前回、曲順を決めるのが一番大変だったとおっしゃってましたが、どのあたりに一番苦労しましたか?
石井(Vo./Gt.)「どういう流れでも行けるし、だからこそ一番いい形を選ぶのが難しくて、どんな流れでも出来るんですけれど、やっぱり最終的に一番いい形を判断するのがとても難しかったですね。」
―― 『シナリオ』と言うアルバムの流れで意識した部分は?
石井(Vo./Gt.)「曲を録り終わってから流れを決めたんですが、ライヴと音源とはまた違うので、音源の流れと言う部分を意識してアルバムの曲順は考えましたね。」
―― 「Loop」を一曲目に持ってきたあたりが今までのJeeptaとは違った印象を受けましたが?
choro(Gt.)「元々、大体の曲は卓ちゃんがメロディーを持ってくるんですが、あの曲は僕が最初にメロディーと歌以外のものを持ってきてから出来上がった感じの曲なので、その分、僕の個性が出ている楽曲だとは思いますね。」
―― 「二面体ハッピーエンド」も今までのJeeptaとは違った雰囲気を醸し出してますが、これはどんな時に作ったんですか?
石井(Vo./Gt.)「あれは完全にノリで作ったんですけど、一人でスタジオに入っている時に、ある程度自分の頭の中にあるようなものを録ったりしていて、適当に弾いていたものを録って、歌詞も適当に歌っていたものがどんどん広がって行って完成した一曲です。」
青木(Dr.)「今回も色々学ぶ事が多くて、得る事も沢山ありました!」
―― 今月はライヴラッシュと言うイメージが強かったですね。何本位やられましたか?
佐藤(Ba.)「今月は年越しイベントも含め、9本ですね(笑)」
―― ライヴバンドですね!(笑)
佐藤(Ba.)「凄いやりましたね(笑)」
―― 今日のライヴは皆さんアッパーな感じがしましたが?
佐藤(Ba.)「そうですね(笑)」
石井(Vo./Gt.)「ある意味アッパーでしたね(笑)」
choro(Gt.)「僕も酔ってしまいましたからね・・・(笑)」
一同爆笑
―― Jeeptaは毎回違ったライヴを披露してくれるので観ている側もとても面白いんですが、毎回違ったカラーを出して行く事を念頭においてたりはしているんですか?
佐藤(Ba.)「毎回同じクオリティーでやって行こうと言う気持ちよりも、その時その時の会場の空気とかで生まれてくるものを大事にしてライヴをやって行きたいって意識の方が強くありますね。」
石井(Vo./Gt.)「観客の皆さんに空気を作ってもらう事もあるし、自分が先にのめりこんでやって行く事もあるし、とにかくライヴと言う楽しさ、臨場感を大事にしてますね。」
―― choroくんは途中からJeeptaに加入しましたが、加入したての頃と変わって来た部分はありますか?
choro(Gt.)「最初はみんなに合わせようと言う気持ちがありましたが、いつからか、一回好きにやってみようかなと言う気持ちが芽生えて、逆にそれがバランスがとても良かったみたいで、スムーズにみんなが好きにやってまとまって・・・と言う素晴らしい空間が出来たと思います。」
―― いよいよ2008年1月5日(土)にワンマンライヴが開催となりますが、5日を選んだ理由は何かあったんですか?
石井(Vo./Gt.)「いくつか他に候補日もあったんですけど、K's Dream営業初日の2008年一発目のライヴなので、Jeeptaの年にするぞ!って言う意味もこめて5日にしました。」
―― チケットの先行発売も開始してますが、反響はいかがですか?
佐藤(Ba.)「おかげさまで、チケットの予約が殺到しております!!」
青木(Dr.)「有難うございます!!!」
―― なんとこのライヴ当日には、2008年1月16日(水)に先駆けて『シナリオ』を特別先行発売すると言う事ですが?!
佐藤(Ba.)「いち早くライヴ会場で発売してしまいますが、千葉県内のタワーレコードで予約した方には、プロモーションDVDが特典としてつく予定です!」
―― 初の全国流通になるわけですが、気持ち的な部分で変わった事はありますか?
佐藤(Ba.)「今まではライヴを見て、ライヴ会場で気に入った方が購入してくれて良かった!って言ってくれる、僕達とライヴを観てくれる人の繋がりで販売・・・と言う形だったんですが、『シナリオ』に関しては、人から人へ伝わって、こいつら凄くいいバンドだよ!って言ってもらえる事がとても多くなった気がします。僕等の知らないところで僕等の音楽を聴いてくれている人がいるって事がとても大きい事だな・・・と思いますね。これがこの先どんどん広がって行くんだろうなって思うと、兎に角凄い事だなってのが既に実感として沸いていて、それに応えられるバンドになるって意識が更に強まりましたね。」
―― 『シナリオ』に関してですが、ジャケットのインパクトもとても強いものですが、どんな意図がこめられているんですか?
石井(Vo./Gt.)「単純に格好いいと思ったって言うのもありますし、ジャケットを見ただけで想像がつくようなものにはしたくなかったし、先入観を持たれたくないってのはありましたね。インパクトもあるし、どんな音楽なんだろう?って思って手にとってもらって聴いてもらったら、何かしらが結びつくと思います。」
青木(Dr.)「あのジャケットが平置きで店頭に並んだら面白いなってのも個人的に思ってます(笑)」
―― あはは(笑)確かに!「リコール」は完売してしまいましたが、もう入手する事は出来ませんか?
青木(Dr.)「ONPOOでDL出来ますので、是非そちらもチェックしてみて下さい!未発の音源もありますよ!」
―― それは大変貴重ですね!それでは『シナリオ』について一言お願いします。
石井(Vo./Gt.)「今までの僕達が詰まっているし、音楽をやっている意味が詰まっていると思うので、是非聴いてみて下さい。」
佐藤(Ba.)「今僕達が見えているリアルな音楽が詰まっていると思いますので、是非聴いて見て下さい。」
青木(Dr.)「『シナリオ』って言うのは一つの道でもあって、今、新たなスタート地点に立ったんだと思うんですね。この先の『シナリオ』をみんなと一緒に作って行って、どんどん加速して行きたいなと思っているので、その思いが詰まった『シナリオ』を是非聴いて下さい!」
choro(Gt.)「初のミニ・アルバムですし、ここまでのJeeptaが凝縮されているので、聴いて見て下さい。」
―― では、最後にファンの方とこれからJeeptaを知る方々にメッセージをお願いします。
青木(Dr.)「いつも応援してくれている方有難うございます!これからJeeptaを知る方も是非聴いてみて下さい!」
choro(Gt.)「先ず一度聴いて頂ければ、特別語るよりもそれが大事かなと思いますし、それだけで充分です。有難うございます!」
佐藤(Ba.)「これからを楽しみにしていて下さい。名前だけでも知っていてもらえれば、知っていて良かったって時代が来ると思います!」
石井(Vo./Gt.)「本当に皆様の応援があってこの作品が出来たと思ってます。このCDを発売してからもその先の新たな『シナリオ』があるので、見守っていて欲しいなと思います。」
―― ありがとうございました。
(取材・文:磯山みゆき)
■デビュー・ミニ・アルバム『シナリオ』
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◆Jeepta レコ発ワンマン「三十八才」
@稲毛K's Dream
OPEN 18:00/START 19:00
前売り ¥1800/当日 ¥2300