弱い事を恥じる事はない、心底強い人間なんかこの世には居ないだろう。自分の弱さも晒け出せる人間はとてつもなく器の大きい人間に感じる・・・。2月25日に土浦ORBITで行われたイベントに10-FEETがトリで出演した。彼等の演奏は観れば観る程引き込まれる。トーク然り、嘘のない情熱が観客を高揚させる。彼等にしかなし得ない事ではないだろうか・・・。
今年は、2007.4.28(土)・29(日)エコキャンプみちのくにて行われるARABAKI ROCK FEST.07、2007.7.14(土)に京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージにて行われる野外フェスティバル「京都大作戦〜祇園祭とかぶってごめんな祭〜」にも出演決定!!彼らのエナジー溢れる音を大空の下で是非とも感じ取って頂きたい。
その前に、先ずは、2月25日に土浦ORBITにて行われた10-FEETのライヴ後独占インタビューをご覧下さい!!
■10-FEET独占インタビュー!!
―― 先ず、バンド名の由来をお願いします。
TAKUMA(VO./Gt.)「説明して下さい!」
NAOKI(Ba./Vo.)「はい、KOUICHI!(笑)」
KOUICHI(Dr./Cho.)「最初は1000-FEETで、でも1000ってイケてないなって事で10になりました。」
TAKUMA(Vo./Gt.)「KOUICHI・・・(笑)」
KOUICHI(Dr./Cho.)「僕、最後に入ったんですけど、何で言わされてるのか分からないです(笑)」
TAKUMA(Vo./Gt.)「お前、もう黙れ(笑)えーっと、高く舞い上がれ、バンドよ上へ昇って行け!・・・って事で高さの単位にしようと思って、飛べそうで飛べない非現実的な距離にしようと思って、10-FEETって言うのは3メートル位なので、実際飛べなさそうなので、それを飛んでやれ!って意味でつけました。」
―― なるほど。
TAKUMA(Vo./Gt.)「後はイメージと響きです。」
―― 今日のライヴの感想をお願いします。
TAKUMA(Vo./Gt.)「今日は久しぶりな感じがして楽しかったですね。」
NAOKI(Ba./Vo.)「観客と近いライヴが久しぶりだったので楽しかったね。ダイヴして来たお客さんがマイクの所に落ちてきそうな感じとかも楽しかったね。」
TAKUMA(Vo./Gt.)「前歯折れるよ?みたいなね(笑)」
―― あははは(笑)こういう密接したライヴは久しぶりなんですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「久しぶりですね。昔はしょっちゅうやってましたけど、今も何箇所かはそういうのもあるんですけど、今回はツアー始まってまだ最初の方なので、前回の小さなハコでやった時期を考えると、結構久しぶりですね。しかも、今日は関東圏で、ツアーノリじゃないじゃないですか?どっちかって言うと、友達の地元のノリで、イベントでやりました!って感じだったので、で、僕らもどっちかって言うとみんなにホームな雰囲気を作ってもらってやらさせて頂けたので、昔東京に住んでた時に活動してた時を思い出したし、楽しかったですね。」
―― 2年前にサマーソニックにも出演してますよね?今日拝見させて頂いて、大分変わったなーって印象が強かったんですけれども。
TAKUMA(Vo./Gt.)「ほんとですか?どう変わりました?」
―― オーラが一番変わりましたよね。
TAKUMA(Vo./Gt.)「なくなった?(笑)」
―― いえいえ逆です。オーラが出まくりですね。今日はMCも楽しかったですね。
TAKUMA(Vo./Gt.)「サマソニとかは時間がシビアなのであんま喋れない・・・(笑)」
―― MCの中でもとにかく“笑え”とか“辛い事は捨てちまえ”ってのが多かったですが、これはどうしてこの様な言葉を投げかけてるんですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「僕がそうなりたいからです。弱い人代表です。音を純粋に楽しんだり、ストレスを発散したり、浸ってみたり、観てる人にはいい時間にして欲しいんですよね、やっぱり。」
―― 今日は凄くいい時間だったんじゃないでしょうか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「良かったですねー!」
NAOKI(Ba./Vo.)「楽しかったねー!」
KOUICHI(Dr./Cho.)「ほんと、楽しかったよね。」
―― 今年はフェスティバルの出演予定は?
TAKUMA(Vo./Gt.)「地元京都で野外フェスを企画しています!」
―― 新作の発売予定は?
TAKUMA(Vo./Gt.)「4月25日にシングルとDVDを発売します!」
NAOKI(Ba./Vo.)「そうですね、一応予定です!」
―― アルバム発売の予定は?
TAKUMA(Vo./Gt.)「年内に出せたらいいなーって思ってますね。僕らの希望としては年内には出したいですね。」
―― 曲はどんな時に作るんですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「いやー、遊び半分が多いですよ。遊び半分って言ったらアレですけど、凄くリラックスしてる時に出来る事が多いですね。」
―― 歌詞を聞いていると英語も日本語も混じってますが、メッセージ性がとても強いですよね。
TAKUMA(Vo./Gt.)「曲の雰囲気とかリズムとかは何となくから始まるんですけれど、後はそこにギューっと歌詞を搾り出してのせて行くって感じですね。あとは、曲はネタを誰かが持ち寄って、あーだこーだって言いながら作ってますね。」
―― KOUICHIさんはメンバーになるのが一番遅かったっておっしゃってましたよね?
KOUICHI(Dr./Cho.)「て言っても、半年遅れなだけなんですけどね(笑)」
TAKUMA(Vo./Gt.)「最初の一年はメンバーどうしようとか、入れ替わりが激しかったりとかしたんですよ。で、半年遅れで入ってきたKOUICHIはそれをコンプレックスに持っているだけで・・・(笑)」
KOUICHI(Dr./Cho.)「持ってないよ(笑)」
一同笑
―― 実際、みなさんとても仲良さそうですよね?
TAKUMA(Vo./Gt.)「取材とかなかったらきっと無言です(笑)」
―― じゃ、私がはけたらシーンと・・・(笑)
NAOKI(Ba./Vo.)「ハイ、もう電気消しますから(笑)」
TAKUMA(Vo./Gt.)「お互い顔観てられないって言う(笑)」
一同笑
TAKUMA(Vo./Gt.)「冗談です(笑)」
―― ステージ上でも楽しそうでしたよね。
TAKUMA(Vo./Gt.)「いや、ほんと、楽しかったですね。仲が悪いとかじゃなく、うちのバンドは性格がみんなバラバラなので、そう言った意味での距離感が凄くいいんですよね。」
―― ライヴ中、観客の反応とか気になりますか?
NAOKI(Ba./Vo.)「いや、あんまり気にならない・・・」
TAKUMA(Vo./Gt.)「気にするも何も、こちらからイジって行ったりするんで、全員友達って事にしてやってるんで、そう言う意味ではもう大事なんやけど、友達がおるさかい、おもろいライヴせな位で、みんなどう思ってるやろ?って言う認識はあんまりないですね。」
―― 人生において大事なものは何ですか?
NAOKI(Ba./Vo.)「金ですね(笑)」
KOUICHI(Dr./Cho.)「僕も金ですね(笑)」
TAKUMA(Vo./Gt.)「僕は権利収入で(笑)」
一同笑
―― 4月25日に発売するシングルはもう完成しているんですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「今、まだもめてますね。作っている段階です。」
―― どんな感じの仕上がりになりそうですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「まー、最後のアレンジがつめれてないんでアレですけど、ライヴで盛り上がれそうな曲を作りたいので、そんな感じになると思います。」
―― 音楽において大事なものは何ですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「初期衝動です。」
KOUICHI(Dr./Cho.)「気持ちですね。」
NAOKI(Ba./Vo.)「遣り甲斐ですね。」
―― 全く変わりますね、人生においてと音楽においてとじゃ(笑)
TAKUMA(Vo./Gt.)「そうですね(笑)でも、最近は人生においても初期衝動が大事かなって思いますね。子供の頃の、直ぐにドーパミンが出てた頃の感じが大事だなと。」
―― でも、それは曲を聴いていると伝わってきますよね。幼い頃の感情とかをとても大事にしているんだろうなって思いますよ。
TAKUMA(Vo./Gt.)「あ、それは嬉しいですね!」
―― ライヴ観てて感じましたよ、凄く楽しそうだなーって。
TAKUMA(Vo./Gt.)「いや、大事ですよ。仕事だと思ったら、もう曲とか書けなくなるだろうし、勿論そういう風に考えなアカン所もあると思うんですけど、でも、切り離して考えるようにしてますね。今日なんて仕事にあるまじき環境でありながらも、めっちゃ楽しかったわけですよ。それが一番だなと思うし、やってる側も観てる側も楽しいのが一番大事だなと思いますね。」
―― みなさん影響を受けたアーティストはいますか?
一同「皆それぞれですけど、共通してだとGREEN DAYとか好きですね。」
―― 曲を作るタイミングとか決まってますか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「全然決まってないですね。勿論アルバムを作るタイミングになったりしたら作りますけれども、基本的に普段からボケーっとしてる時に録りためてるものを、みんなでスタジオ入って作りますね。昔はガチガチに作ってましたけど、最近は流れとかで作る事が多いですね。こう来たらこうやろ・・・っていう感じで三人で作りますね。その場で鼻歌を歌いながら、そのコードで歌いながらあーだこーだ言いながら作って行きますね。」
―― 自分達で自分達の音楽をジャンルで分類すると、どのあたりのジャンルになると思いますか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「ロック!うん・・・コア系って思って貰えたら嬉しいかな。うちのバンドはポップな曲があったりレゲエ要素があったりミクスチャー要素があったりラップ要素があったりと色々やってるじゃないですか?なので、コアなロックの上にのっかってると思ってもらえれば、曲を作ってて凄く楽しいですね。その解釈で聴いてもらったら、これは面白いって思う曲が沢山あるので。」
―― 今回はワンマンライヴの予定は?
NAOKI(Ba./Vo.)「今回はないですね。」
TAKUMA(Vo./Gt.)「今回はタイバン形式でツアーやってます。来年あたりにはワンマンもやりたいですね。今回は短目のツアーなんで、今の所はワンマンはないので来年あたりにでも!」
―― 土浦でライヴをするのは初めてなんですか?
TAKUMA(Vo./Gt.)「初めてですね。言っときますけど、今日、めっちゃ楽しかったですからね!」
NAOKI(Ba./Vo.)「ホント楽しかったよね!」
TAKUMA(Vo./Gt.)「いい思い出になりましたね、土浦はかなり。」
―― では、最後に皆様にメッセージをお願いします!
TAKUMA(Vo./Gt.)「ライヴから歴史が始まっているバンドなので、歌も曲もライヴでどうやったら盛り上げられるかなって事を考えて、ライヴ基準にやっているので、兎にも角にも一回音源を・・・と言うよりも、一度ライヴに遊びに来て頂けたら嬉しいです!」
―― 有難うございました。
(文・取材:磯山みゆき)
人気blogランキングへ
★PCからはこちら「TWISTER」
★携帯からはこちら「TWISTER」
★PCからはこちら「OF THE ビデオ,BY THE ビデオ,FOR THE ビデオ!」
★携帯からはこちら「OF THE ビデオ,BY THE ビデオ,FOR THE ビデオ!」
■OFFICIAL WEB SITEはこちら