■1月28日新宿RUIDO K4で行われたライヴ後、独占取材を敢行!!
―― バンドをするきっかけは何でしたか?
Takuto (Vo)「きっかけは、一番最初は同じ学校だったんですね。小学校、中学校と幼馴染で、それで僕がロック・バンドを組みたいなと思って前のバンドを辞めた時に、二人に声をかけました。突然ね(笑)」
GUS (Ba)「突然だね(笑)」
KenT (Gt)「うん、突然だったよね(笑)」
―― DUSTZとして本格的に活動を始めたのはいつからですか?
Takuto(Vo)「高校生の時からですね。」
―― 前々からからGUSくんとKenTくんに声をかけようと決めてたんですか?
Takuto (Vo)「決まってはなかったんですけど、このメンバーでやる事が俺の中ではとても意味があったので!」
―― じゃ、いずれメンバーを変えるとかそう言う考えもなく?
Takuto (Vo)「ないです!」
―― いつから楽器を弾く様になりましたか?
GUS (Ba)「俺は最初は、Takutoと学園祭で一緒にやろうって言われて、元々KenTとTakutoは学園祭で一緒にやってたんですね。その後俺が追加っていうか(笑)後から着いて行く感じでやり始めました。」
Takuto (Vo)「いつから?」
GUS (Ba)「3年前か4年前かだよね?」
Takuto (Vo)「まだそんなもんだよね。」
―― 私はライヴを観させて頂くのは今回が初めてだったんですが、映像としては観させて頂いた事があったんですね。なるほどな・・・と思って観させて頂いてたんですけれども、今回、初めてライヴを観させて頂いてガラリと変わったなーと思ったのは、ギターとベースの上達っぷりですね!勿論歌もそうですけれども、ステージング、魅せる力、聴かせる力は圧巻ですね!
Takuto (Vo)「おぉ!!」
GUS (Ba)「有難うございます!!」
―― 特に、KenTくんの音も動きもガラリと変わりましたね。凄く楽しそうに観えましたもの。
KenT (Gt)「有難うございます!!!」
Takuto (Vo)「全然違いますよね。今日は本当にいいライヴが出来たと思います。」
―― 本当に素晴らしいライヴだったと思います。楽しんでライヴをしている感じが表情や音からも伝わって来ました。
Naokiくんはいつから楽器を始めたんですか?
Naoki(Dr)「小学校から始めましたね。」
―― それは自分から始めたいと思ってやり始めたんですか?
Naoki(Dr)「近くにドラム教室がありまして、やってみようかなと思って通うようになりました。始めた頃は自分が何を叩いているのか全く分かりませんでしたが、その後は本格的にやってみたいなって気持ちが芽生えて、死ぬ気で頑張りましたね。」
―― 自然に叩いてたら叩けちゃった!ってわけではないんですね。
Naoki(Dr)「そうですね。やってみたいと思ったし、やるからには頑張りたいと思いましたね。」
―― なるほど。何事も努力なくしては上達はしないですもんね。素晴らしい事ですよね。
影響を受けたアーティストはいますか?
Takuto (Vo)「一番最初に影響を受けたのはDragon Ashなんです。」
KenT (Gt)「そうだね。ギターを弾き始めたのもDragon Ashを聴いて影響を受けましたからね。」
Takuto (Vo)「そこから完璧洋楽に行きまして、Linkin Parkとか、そう言ったミクスチャー系を好んで聴く様になりましたね。」
―― GUSくんは?
GUS(Ba)「二人とは全く逆で、ダーク的な・・・(笑)」
―― ダーク的?(笑)
GUS(Ba)「ヘヴィメタとかずっと聴いてました。今でも聴いてますけどね。Megadethとか・・・」
Takuto (Vo)「最初に買ったCDはRob Zombieだよね?」
GUS(Ba)「Rob Zombie、Megadeth、IRON MAIDENですね。」
Takuto(Vo)「金持ちだな、本当に(笑)」
GUS(Ba)「誕生日で(笑)」
―― あはは(笑)
GUS(Ba)「あとはMarilyn Mansonだったり、メタルじゃないけど凄く重いやつとか大好きですね。」
Takuto(Vo)「俺も好き。」
―― 歌詞を書く時、英詞、日本詞にこだわりはありますか?
Takuto(Vo)「無いです。どっちかって言ったらやっぱりここは日本だし、一番伝えられるのが日本語だろうなっていう事を一番考えて、でも、ロックの曲調と英語は合うので、ヘヴィー系なものは英詞とか・・・僕はSlipKnoTも好きなので、SlipKnoTを聴いていて作った曲もあるんですけれども、ヘヴィー系なものはやっぱり英語の方が合うなと思って、無理して英詞を書いてみました。」
―― 無理して?
Takuto(Vo)「はい。全然曲の書き方が違うから、難しいですね。」
―― やっぱり曲先で作りますか?
Takuto(Vo)「曲先ですね。」
―― 歌詞はどんな時に作りますか?
Takuto(Vo)Takuto(Vo)「授業中(笑)なーんて言ったら先生に怒られるな(笑)あとはトイレの中とか、漫画読みながらとか、密室に籠った時とかが多いですね。」
―― 今回2曲目に披露した「ENDLESS BLUE」では“この空の下 僕らは行く どこまでも ため息つく暇もなく”と歌っていましたが、これはどんな時に描いた楽曲なんですか?
Takuto(Vo)「この楽曲は、実は違うバンドをやっている友達が居て、色々な事情があってその友達がそのバンドを辞めるって言う時に彼を応援する為に書いた詞なんですよ。だから、中学生だったり、大学生だったり、青春って言うのはどうかな?っていう思いもあって書いた曲ですね。」
―― 一聴するとLOVE SONGっぽい印象もありますね。
Takuto(Vo)「歌詞がラップなんでライヴだと全部は聴きとり辛いと思うんですけど、友達は大切だ!!って言う歌詞ですね。」
―― ですね。それは本当にそう思いますね。
バンドとして活動して行く上で一番大事な事って何だと思いますか?
Takuto(Vo)「一番大事な事は、仲間で仲良く、そして音を楽しんで、それを人に伝えるって事ですね。」
GUS(Ba)「そうだよね。」
KenT (Gt)「うん、本当にそうだよ。」
Takuto(Vo)「観客も僕らと同じように楽しんでくれれば、どこか音を間違えたとしても、一緒に同じように楽しめれば成功だと思うんですね。今日はちょっとミスもありましたが、それは生ならではって事でもあるし、失敗を恐れていたら何も出来ませんからね。ドンマイ!!って事ですよね。」
―― そうですね。生でしか味わえないのがライヴの醍醐味ですからね。
Takuto(Vo)「言い訳しているわけでもなく、CDでそれは味わえませんからね。ライヴでしか味わえない事なので、それもとっても重要な事だと思うんです。」
―― その、気になるCDはいつ発売するんでしょうか?
Takuto(Vo)「CDは今年中には一枚出そうかなとは思ってます!」
―― 今までCDを出した事はないんですか?
Takuto(Vo)「実は一回だけ出した事があります。それは自主制作で15枚しか発売しなかったんですが、即完売しました。でも、今年はDUSTZとして色々な活動が待っていると思うので、L&Pもそうですけれども、それ以外にも沢山活動して行こうと思ってますね、今年は。」
―― ライヴ中にMCでTakutoくんが“ライヴを初めて行った時はチャリティーがきっかけだった、だからL&Pのチケットの売り上げ金も全てチャリティーに回します!”っておっしゃってましたよね?
Takuto(Vo)「そうですね。チベットだったり、カンボジアだったり、L&Pのチケット代金は全て恵まれない子供達に寄付します。やっぱり僕らは日本に産まれているだけで、それだけで何も困る事なく生きているわけじゃないですか。でも、そうじゃない人々も世の中には沢山居ますしね。やっぱり、音楽をやっている意味っていうのは、何か伝えたかったりっていう気持ちから来ていると思うんですね。世の中で起きている事っていうのは、絶対に僕らからかけ離せないと思うんですね。そして、僕が初めてやったライヴはKenTとかも一緒だったんですけれど、学校の寄付イベントだったんです。それは一人300円とか頂いて、2万円以上集まったんです。そのお金で病院に車椅子を買ったりして、やっぱり自分のルーツもそこにあるなって思って・・・と言うか、DUSTZのルーツがそこにあると思うんで、今回のL&Pは自分達で企画してやってみようって事になったんです。今回ギターをサポートしてくれたHiroshiさんがやっているGrantzっていうバンドだったり、CLUBなどで活動している Lime ALiveっていうグループが出演するので、面白いライヴになると思います!」
―― ジャンルって沢山ありますが、自分達にとってミクスチャーとはどんなものだと思いますか?
GUS(Ba)「僕の考えだと、音楽のいい要素を取り入れて作るものがミクスチャーだと思うんですね。例えばレッチリだったらロックな部分もあるし、ファンクな要素も強いと思うんですね。そういう音楽のいい部分が混ざりあったものがミクスチャーだな・・・と思いますね。」
Takuto(Vo)「俺らのバンドは?」
GUS(Ba)「DUSTZってバンドは、ポップとロックが基本ですね。」
Takuto(Vo)「ヘヴィーなギターだったりベースだったり、ハードコアに近い事をやってたりするんですけど、メロディーはポップだったりするので、出来るだけキャッチーなものを作るようにはしてます。やっぱり聴きやすいじゃないですか?色々な人に聴いて頂きたいので。そこに、僕の好きなラップをのせたり、そういうものを融合させているからミクスチャーって言われるんでしょうけどね。」
KenT(Gt)「そうだね。」
Takuto(Vo)「僕らは別にミクスチャーにこだわっているわけじゃなく、思いついた曲で、それをミクスチャーっぽくやったりしているだけですね。」
―― ジャンルに余りこだわりはないって事ですよね?
Takuto(Vo)「そうですね。表現出来るジャンルがベストですよね。」
―― KenTくんはどうですか?
Takuto(Vo)「彼はもうレゲエの男なんですけど(笑)」
―― レゲエですか?誰が好きですか?
KenT(Gt)「Bob Marleyとかですね。」
―― そうなんですか。
曲を作る時は全員で作りますか?
一同「全員ですね。」
Takuto(Vo)「全員で作るからこそ、いい曲が出来るわけですよ。」
―― ドラムのNaokiくんは今回サポートですよね。DUSTZとしてドラムを叩くのは初めてですか?
Naoki(Dr)「そうですね、DUSTZのサポートで出演するのは初めてです。Takutoくんがデモテープを作りたいって言う事で、友達を通して知り合って、今回一緒にやらせて頂く事になりました。」
―― そうなんですか。今回のライヴではみんなが楽しくバンドをやっている感じが非常に伝わってきましたね。
Takuto(Vo)「みんなそうだと思うんですけれど、仕事にすると音楽が苦になってきちゃうと思うんですよね。でも僕らは音を楽しまないと意味が無いって思ってますね。」
―― その通りですね。沢山のアーティストを観てきましたけれど、やっぱり音楽を楽しんでやっている人はライヴで輝いてますからね。売れる曲を考えて作るアーティストも勿論居ると思うんですが、DUSTZはどうですか?
Takuto(Vo)「勿論、タイアップがある場合はそれに合わせて楽曲を作りますけれど、そうじゃなければ自分達がいいと思った曲を作って提供しますよね、当たり前ですけれど。それが伝われば売れますからね!売れ線と売れる曲は違いますからね。」
―― 女性ファンが圧倒的に多いですが、私の周りは男性ファンがとても食いついてきまよ。
Takuto(Vo)「それはとても有り難いですね!今後もっと男性ファンを増やして行きますよ!今後CDを出す時は、A面は今みたいなポップな感じで、B面はハードコアにしようかなと(笑)」
KenT(Gt)「えー?レゲエは・・・?」
Takuto(Vo)「えーじゃないよ(笑)じゃ、たまにレゲエも入れればいいよ(笑)」
一同爆笑
Takuto(Vo)「レゲエとスカね(笑)ミクスチャーだから(笑)ある意味、アルバムでミクスチャーと(笑)」
―― ある意味ニュー・ウェーブ(笑)
Takuto(Vo)「おぉ!こんな事もやるんだ!みたいなね。ずっと裏の曲とか(笑)」
KenT(Gt)「俺はレゲエっぽいのを・・・」
Takuto(Vo)「いやいや!(笑)」
―― あははは(笑)じゃ、方向性としてはロックで?
Takuto(Vo)「ロック、決まりで!」
KenT(Gt)「レゲエは・・・」
Takuto(Vo)「今のところないから!(笑)」
Takuto(Vo)「じゃ、と、レゲエで、一同“・・・”で、“(笑)”無しで!」
―― “(笑)”無しで(笑)
Takuto(Vo)「“(笑)”なくて、“(苦)”で(笑)」
KenT(Gt)「これからはロックとレゲエで。」
Takuto(Vo)「やめて(笑)」
―― あははは(笑)
Takuto(Vo)「そう、今回「ニュー・スタイル」って曲のリハで、Naokiくんがサンバにしてみない?ってサンバのリズムを叩いてくれて、でもそこで凄いひろがって格好良くなったんですよ。」
Naoki(Dr)「ギャグだったんですけどね(笑)」
KenT(Gt)「レゲエも・・・」
―― レゲエも合いそうですよね?声的にも。
Takuto(Vo)「エフェクター使おうかな・・・」
―― 声にも(笑)
Takuto(Vo)「そうそう!(笑)LOOP STATION使ったりして・・・(笑)」
―― それ、面白い!(笑)全体的に歪ませて(笑)
Takuto(Vo)「そう、歪ませて(笑)」
―― あははは(笑)
では、サポートのNaokiくんにお伺いしたいのですが、DUSTZの今後、どうなると思いますか?
Naoki(Dr)「彼等は若いし、可能性も将来性も無限大ですから、凄く楽しみでにしてますね!」
―― ライヴ中、観客の反応は気になりますか?
Takuto(Vo)「無茶苦茶気になりますよ!僕らが観客をのせている、プラス、僕らが観客にのせられているのもあるんで、それはどちらも大切ですよね。」
―― 意外と自分達の演奏に陶酔してしまって観客の反応を気にしないアーティストも居ますが、DUSTZはそうじゃないんですね?
Takuto(Vo)「観ますよー!だって、観ないと伝わらないじゃないですか?そっぽ向いて話してたら絶対に心の底は伝わらないから。表現の第一の基本ですよね。勿論ハイになっている部分はありますけれども、そっぽ向いたらダメですよ。」
―― じゃ、DUSTZって言うバンドを一言で形容すると?
KenT(Gt)「レゲエ・・・」
Takuto(Vo)「だから違う!(笑)」
GUS(Ba)「L&P!」
Takuto(Vo)「それ一言じゃない(笑)」
Naoki(Dr)「いいじゃん、それを一言にしちゃって広辞苑とかに載せて頂ければ・・・(笑)」
Takuto(Vo)「じゃ、僕はL&Pを広辞苑に載せるようにこのイベントを頑張ります!」
―― では、最後にファンにメッセージをお願いします。
Naoki(Dr)「若いので、どんどん成長して、どんどん大きくなって欲しいなと思います。成長の過程をファンの皆さんが観て頂ければ、とても嬉しいなと思いますので、宜しくお願いします!」
GUS(Ba)「今後もずっとファンの皆様に支えられて行くと思うので、ファンが居てのDUSTZなので、みんなで盛り上がりましょう!って思います。発表会みたいな感じで、父
兄参観みたいな感じで見守って頂ければ嬉しいなと思います。」
―― では、KenTくんは?
KenT(Gt)「父兄参観みたいな感じで・・・」
Takuto(Vo)「同じじゃん!(笑)」
KenT(Gt)「そうですね、やっぱ、レゲエを・・・」
一同爆笑
KenT(Gt)「ロックでも心はレゲエって感じで・・・」
Takuto(Vo)「俺、KenTがそんなにレゲエやりたかったって今日知ったよ(笑)」
KenT(Gt)「いや、やりたいのはロック。たまにレゲエも・・・(笑)でも、何よりもファンと一緒に楽しめれば、僕はそれが一番だなって思いますので、応援宜しくお願いします!」
―― では、最後にTakutoくんお願いします。
Takuto(Vo)「凄く簡単な事なんだけれども、みんな観に来てくれてる方、みんな合わせてDUSTZなので、みんなで楽しんで行きましょう!」
―― 有難うございました。
(取材:磯山みゆき)
(Photographer TOBI)
人気blogランキングへ
DUSTZ presents Charity Event「L&P Vol.0」
2007.3/9(Fri)
@新宿MARZ
OPEN /17:30
START / 18:30
前売/ 2,000+D
当日 / 2,500+D
L&Pホームページはこちら
【出演バンド】
DUSTZ
Lime Alive
Grantz
ローズマダー
【チケット予約・お問い合わせはこちら】
Shinjuku Live Space MARZ
新宿区歌舞伎町2-45-1 第一トキワビルB1F
TEL:03-3202-8248
FAX:03-3202-8298
e-mail: info@marz.jp
************************************
DUSTZ OFFICIAL WEB SITEはこちら(PC)
DUSTZ OFFICIAL WEB SITEはこちら(携帯)