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[2/25]SUMMER SONIC 09開催決定!出演者第一弾発表!!

[2/25]Nine Inch Nails SUMMER SONIC 09出演決定!!

[2/16]ソニック・ユース の待望のニュー・アルバム『ジ・エターナル』が2009年6月上旬日本発売決定!!

[2/12]グリーンデイ が5月にニュー・アルバムをリリース!

[2/12]不動の人気を誇るいなせなフレンチ4人衆、フェニックス による3年ぶりのニュー・アルバム『ヴォルフガング・アマデウス・フェニックス』、5月日本発売決定!

[2/12]元KEMURIのTSUDAと元POTSHOTのRYOJIによるSKA PUNK BAND、REDEMPTION 97 、4/8MAXI発売!!

[2/12]U2 始動!約4年半振りのニュー・アルバムが完成!3/18リリース!!

[2/12]The Prodigy 、2004年の前作『オールウェイズ・アウトナンバード,ネバー・アウトガンド』から約5年振りとなる通算5枚目のオリジナル・アルバムを2/18リリース!!

[2/12]ベン・フォールズ 、活動15周年を記念した初のベスト・アルバムを2/25にリリース!!


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今後要注目バンド、YUEY!
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1月26日、渋谷eggmanにて行われた惑星プレゼンツイベント「惑星サミット第一回」が行われた。出演は惑星、SCOOBIE DO、近藤智洋(ex PEALOUT)、そして、オープニング・アクトにYUEYが出演。
まだデビューもしていない彼等が、この錚々たる面子の中で、何処までチャレンジ出来るのか?何処まで自分達の音を引き出す事が出来るのか?とても興味深く拝聴させて頂いた。
演奏されたのはたった4曲。だが、楽曲そのもののアレンジを変えたり、また一つテイストが変わったYUEYは、紛れもなく成長している。何だか微笑ましくなった。少しずつではあるが、彼等は確実に進歩している事は間違いない。今までと違ったテイストでのライヴだったかも知れない。突然変化が訪れたかも知れない。だが、彼らの未来がとても楽しみで仕方がない。
この日観に来た観客は、他のアーティストが目当てだったかも知れない。が、確実に観客のツボを掴んでいたに違いない。

彼等の楽曲で、オハコと言っても過言ではない名曲が存在する。「童貞と処女」。この日演奏する事はなかったが、いつかこの楽曲を生で聴いてもらいたい。心に響く一曲である事は間違いないだろう。

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■独占インタビュー

―― 今日はOAという事で、ビッグ・アーティストと共演となりましたが、如何でしたか?

ba.小笠原(以下O)「緊張した・・・(笑)物凄く緊張したけれど、でも、凄く楽しかった!」

Vo.&G.比嘉(以下H)「緊張したし、ちょっと疲れていたけど、全力投球で行きました!」

O「最初カチカチでしたよ、俺(笑)」

―― 本当に?(笑)いつも緊張している様な感じはしますが、そんなに?(笑)

O「うん(笑)本当に緊張した(笑)色々な意味で、待ち時間が待ち切れなかった(笑)」

H「持ち時間短かったからあっさり終われて良かったなー・・・(笑)」

―― あっさりって(笑)

H「あ、悪い意味じゃないですよ、勿論!(笑)こう、ガツンと、短い中でも誰かに響かせる事をしたいじゃないですか。今までは4曲で終わるって事は少なかったので、勝負してます!って感じで緊張もしたけれども、サクサク行けて良かったなーと思いました。」

―― 町田さんは如何でした?

Dr.町田(以下M)「サポートですけど、頑張りました!」

―― 今後もサポートとして活動するんですか?

M「そうですね、今の所はそんな感じです。」

―― 今日、共演した面子を観てどう感じましたか?

O「やっぱり、皆さん凄いなと思いましたね。負けられない、負けたくない!と。」

H「負けたくないと言うか、自分達だけの音楽、新しい音楽をやって行きたいっていう気持ちもあるけれど、オンリーワンでありたい。これだけは本当に譲れないし、譲りたくないなって思いますね。」

M「ナンバーワンにもなりたいでしょう!(笑)」

H「でも、誰かが気に入って聴いてくれたり、誰かの心に響いて本当にいいなと思ってくれたら、それが一番いいなって思います。」

O「はい(笑)」

―― 現在はライヴ会場とHPから通販で自主制作盤のCDが購入出来ますよね?

H「はい、出来ます!YUEYってバンドを知らない人は、一枚でもいいからCDも買って、一度聴いてみて欲しいんですけどね、でも、やっぱり、何よりもライヴを体感して欲しいんですよ。僕らはやっぱりライヴバンドでありたいなって気持ちもあるし、ライヴを観て貰えれば何かしら伝わると思っていますから。やっぱり音楽は生が一番だと思うんです。勿論CDも買って頂けるとありがたいんですけど(笑)」

―― あはは(笑)それはそうだね(笑)処で、曲はどんな時に作っているの?

H「勤務中です」

―― 仕事しながら?(笑)

H「勿論自宅でも作りますけど、勤務中が浮かびやすいんです(笑)」

―― 新曲リリースの予定は?

H「えーとですね、色々ありまして、多分・・・多分ですけど、5月か6月あたりになるかと思います。その時はサプライズ!って感じになると思いますよ!だから、楽しみにしていて欲しいですね。」

―― 今までのYUEYとは違った面も??

H「基本的にガラリと変貌を遂げると言う事はないですね。ジャンルが変わったりとかね。そういうのは無いですけれど、確実に変化して進歩もします!」

O「進化して頑張ります!」

M「サポートですけど頑張ります!(笑)」

―― 有難うございました!

(文、取材、写真:磯山みゆき)

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音楽17:23comments(3)|-|
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癒し系注目アーティスト、“たかちか”が遂にデビュー!!
高橋ちか

2月19日にインディーズ・デビューが決定した、大注目の女性アーティストが存在する。その名も『高橋ちか』。ガットギターを弾く姿は、一瞬にして聴く者全てを魅了してしまう程、普段の雰囲気とはガラリと変貌を遂げてしまう女性である。初めて出会った瞬間は、正直、大丈夫かな・・・?と言う位にポワンとしたオーラが漂っていた。が、人はここまで変わるものなんだろうか・・・!?と目を疑ってしまった程に、ギターを手にした瞬間、今までは全く見せていなかった別のオーラを出していたのである。音を聴いて鳥肌が起ったのは久方ぶりである。LIVEは勿論だが、CDを聴いていても鳥肌が起つのは、私の中では近年稀な出来事と言っても過言ではないのだ。アンニュイな雰囲気が彼女の魅力なのだろう、子供から大人へ瞬時に変わると言えば分かり易いだろうか、すんなりと入ってくる歌声、そこには欲深さが無い純粋さ、歌が大好きだと言うオーラが漂っているのである。が、それとは相反して色気と妖艶さが漂う大人の部分をも魅せるアーティストが高橋ちかなのである。普段とは全く違った面を持つ彼女こそが、ニュー・タイプの癒し系アーティストと言っても過言では無いだろう。

今回インディーズ・デビュー作品となるミニ・アルバム「Present」は、天真爛漫さとアダルティーさが混在一体となった作品である。「まさかこの作品が全国流通されると思って作っていなかったので・・・」と言っていた謙虚な彼女。現代の音楽シーンでは"売れたい!買って下さい!"と言った方向性のアーティストは沢山存在するが、高橋ちかの場合はそうではないのである。むしろ、真逆のタイプだろう。人間関係の繋がりを大事に、信頼関係を大事に、"人があっての音楽"・・・そう考えているタイプのアーティストではないだろうか。"売りたい"のではなく、"自然に売れる"、これぞ本物の輝きを秘めているアーティストではないだろうか。優しい音楽が好きな方、癒されたいと思う方はこのミニ・アルバム「Present」をどうぞお聴き逃しなく!!

■「Present」リリースに先駆けて、高橋ちかを独占インタビュー!!

―― 曲と歌詞はどちらから先に作りますか?

曲先で、歌詞とメロディーは一緒に作りますね。歌詞は、歌詞とメロディーとを同時に作って行く感じが多いです。一文が浮かんで、その一文から世界が広がって行く感じですね。

―― なるほど、いつも同時に浮かぶものですか?

歌詞だけ先に書く事もありますが、でも、曲と合わないと思う事もあるので、同時に作って行く事が多いですね。

―― 恋愛の歌が多くて奥深い意味を持っている様にも感じますが?

かつては恋愛の歌が多かったけれど、友達の赤ちゃんが誕生してから生きている素晴らしさを感じる様になって、恋愛じゃない歌詞を書く様にもなりましたね。生命の素晴らしさ・・・本当に凄いなぁと思いました。

―― 今回インディーズ・デビュー作となるミニ・アルバム「Present」ですが、どうしてこのタイトルにしようと思ったのでしょう?

このミニ・アルバム「Present」の中に収録されている「プレゼント」って曲が一番思い入れがあったんです。なので、この曲をタイトルにしようと思いました。

―― 「プレゼント」は、どんな意味を込めて作った楽曲ですか?

そうですね・・・私たちが今ここに存在してることの不思議さ・・・何て言ったらいいのでしょう・・・広い宇宙で同じ時間に存在してる訳ですよ。そして、出逢える人に出逢えているとゆうことは、とてもすごいことでそれが『プレゼント』なんです。
私と磯山みゆきさんが出逢えたのも、こうして出逢う前は未知なる世界だったわけじゃないですか?そういう事を考えると、素晴らしいなって。こうして生かされてて、さらに贈り物を貰っているような私たちの毎日。。分かりますかね?(笑)


―― 分かりますよ!(笑)出会いや人と人との繋がり、信頼関係っていうのは、生きて行く上で本当に大事ですからね。素敵な意味がこもった素晴らしい楽曲ですね。今回デビューが決まって、CDが初めて全国流通されるわけですが、心境の変化はありましたか?

今までと余り変化はないけれど、ちょっとワクワクしてます!実は、この作品が全国流通されると思って作ってはいなかったんですよ。仲間と、営業終了後のライブハウスで、みんなで知恵を絞って試行錯誤しながら、本当に手作りで出来た音、と言うか(笑)
そしたら突然です、突然変化が訪れました(笑)


―― そうなんですか(笑)

そうです。びっくりですね。なので、この作品は殆ど一発録りというか、継ぎ接ぎとかしていないし、ありのままという感じですね(笑)

―― このクオリティーでほぼ一発録り!?

そうなんですよ。クオリティーは…まぁーー私のギターと歌は、実は怪しいところがたくさんありますけどね…(笑)

―― ご謙遜を!!(笑)ところで、どんな時に曲作りをしますか?

大体暗い時が多いですね(笑)

―― でも、曲を聴いていてもダーク過ぎる印象は無いですね。

確かに真っ暗っ闇!・・・って曲はないですね。でも、暗い時に書いている事が多いですよ。だって、楽しい時は外に出て遊んだ方が楽しいですもん(笑)

―― あはは、それは分かりやすい(笑)今までに影響を受けたアーティストは誰か居ますか?

シカオちゃんです!スガシカオさんではなく、愛を込めてシカオちゃんって書いて下さい(笑)
ギターのテンション系のコードとかもそうだし、音の組み合わせとか、なんとなくだけど、勉強になりましたね。彼が書く歌詞も好きですし、曲も好きですね。


―― ギターを弾き始めたのはいつ頃からなんですか?

高校2年の時かな・・・??ピアノは小学校まで習っていたんですけど、高校に入ったら、バンドとかやりたいな!って。

―― なるほど。些細なきっかけだったんですね(笑)

本当にそうですね。単なるミーハー心でしたね。高校生活をエンジョイする為に、買わないと!って感じで(笑)

―― ミーハーって悪い意味で捉えられる事もありますが、私は大事だと思いますよ、好奇心ですからね。成長する上で好奇心を持つ事は大事だと思いますよ。
今回のデビュー・ミニ・アルバム「Present」を作る時に、どのあたりに重心をおきましたか?

自然で素朴で暖かい・・・歌を真ん中に置いた楽曲作りを重視しましたね。でも、そういえば、本当に自分が作りたかった楽曲が完成しただけであって、誰かに無理矢理聴いて欲しい!・・・って感情は無いですねー。聴いてくれた人の心に、私が書いた歌詞の一部が当てはまって気に入ってくれたらそれが本当に最高に嬉しい事だなと思っているので。

―― でも、その気持ちはとっても分かりますよ。曲を聴けば本当に素晴らしい楽曲を生み出すアーティストだなぁ・・・ってのがわかりますからね、高橋ちかさんは。

とんでもないです(笑)まだまだ技術が足りない所も多かったし、でも、、今の私が表現したかったことは、出来たかなーっていう、一枚のミニ・アルバムが完成した・・・って感じですね。

―― 聴けばどれだけイイかが分かりすよね。

そうですね。聴かないと分かりません(笑)

―― それでは、最後になりますが、ファンに向けてメッセージをお願いします。

メッセージ!?!?!難しいですね!!(笑)

―― その返答は珍しいですね(笑)

そうですか!?!?メッセージって、なんか、考えちゃうじゃないですか!?(笑)
うーん・・・そうですね、とにかく「買ってー!聴いてー!必死です!!」・・・って感じではないのでアレなんですが(笑)、私が作ったこの楽曲を聴いた人が歌詞に共感してくれたり、たかちか(高橋ちか)と言う人間が生み出す音楽に触れて、何かしら感じてくれたら本当に有り難い事だな・・・って思います。これからも頑張りますので、応援宜しくお願いします!


―― 有難うございました!

(文・取材:磯山みゆき)

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音楽15:17comments(3)|-|
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今後音楽界を揺るがす大注目バンド、DUSTZ登場!!
DUSTZ

デビューもしていないのに、密かに注目を集めているバンドが存在する。それを貴方はご存知だろうか・・・?

18歳のTakutoを筆頭に結成されたDUSTZ、知る人ぞ知る彼の存在、だが、このバンドではそれを公にはせず活動している。まだCDも発売されていないバンドなのに、ここまで人気があるのは何故?と思う方も居るだろう。それはLIVEを観てもらえれば一目瞭然である。この年齢でここまでの"才能"を発揮出来る逸材はそう居ない。現在の音楽シーンに足りないエナジーを人一倍持っている大注目のバンドがDUSTZなのである。

単なるロックと言うジャンルで括ってしまうのはおこがましい。ミクスチャー・バンドと言いたいところだが、その一言でも括りたくない程、アーティストとしてのセンスを存分に兼ね備えているバンドがDUSTZなのでる。

そのDUSTZが今年最初のLIVEを敢行。

☆CINE-CODE vol.2[AriA]
2007.1/28(Sun) @新宿RUIDO K4

OPEN 17:30 START 18:00 前売 2500+D 当日 3000+D
出演バンド】 ・mr.a / DUSTZ / 他 ローソンチケット販売開始! Lコード「36006」



後悔したくなければ、当日のLIVEをどうぞお見逃し無く!!

■DUSTZ OFFICIAL WEB SITEはこちら

(文:磯山みゆき)
(Photographer TOBI)


音楽07:49comments(10)|-|
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遂に突き抜ける!!LOST IN TIMEの新作は必聴!!
LOST IN TIME-1

11月23日に渋谷AXにてLOST IN TIMEのワンマン・ライヴが行われた。会場は隙間が無い程の超満員。切ない歌詞、けれども力強く響く歌声には涙が零れ落ちてしまいそうな楽曲がこの日はたっぷりと披露された。

静寂の中登場したLOST IN TIME、「旅立ち前夜」からライヴが始まった。"目の前の大きな壁にぶつかっても 頑張れよ負けるなよ"のフレーズが深く心に響いた、とても素晴らしい楽曲からの幕開けとなった。今までの彼等のライヴを観て来た中でも真摯な力強さを感じられる。素直に目頭が熱くなった。

2曲目は「証し」。何だろう?この変貌ぶりは!?!ライヴを観て鳥肌が起ったのは久方ぶりだった。今までのLOST IN TIMEとは違う、確実に何かを飛び越えた感触が伝わってくるのだ。勇ましさだろうか・・・?全面的にエナジーが押し出されたライヴ、ファンも感極まっているのが良く分かる。今まで切なさが際立っていたLOST IN TIMEとは違うのである。これが本物の強さなのだろう・・・そう思わされてしまった。

3曲目の「約束」ではギターの迫力が全開。歌声もそれにプラスされてすさまじく白熱していた。会場中のファンもここまで来ると感情を隠せずにはいられなかった。これがライヴというものなのだろう。

4曲目「誰かはいらない」では曲名からしても感じられたが、今、現代では孤独を感じている人々が多い様に思う。誰でもいいから側に居て欲しいと思う人も多いだろう。が、“誰かはいらない”のである。人間と適当に向き合いたくない感情が詰まっている一曲、ライヴで是非とも堪能して欲しい。

5曲目の「雨が上がって」、この季節に最も似合う1曲、“気持ちは溢れているのに どこかで怖がっている自分自身を追い出せない”、誰もが抱えている様なフレーズが胸の奥深くまで突き刺さってきた。いつか雨はあがるんだ・・・と思わせてくれる一曲である。

6曲目「最後の一球」では人間の心は後悔で出来ているのだろうか?きっと誰もがこんな思いを抱いた事があるに違いない・・・ライヴ会場でもズシリと響いていた一曲だった。何て切ないメロディーと歌詞なんだろう?これぞLOST IN TIMEの真骨頂と云わんばかりの一曲、後悔をして、またひとまわり大きくなるけれども、後悔をする生き方もしたくない・・・そう思わせられる一曲でもあった。

海北大輔氏がMCでこう語った。“みんなお待たせ!久々のワンマンです。前の人、後ろを見て下さい。沢山の人々です!!”彼のこの一言で、喜びが隠し切れない素直な言葉を受け取る事が出来た。観ている方もとても嬉しかったに違いない。そして何よりも胸に響いた海北大輔氏の言葉がこれである。“源ちゃん、ずっと一緒にやってこうな”。とてつもない愛を感じる事が出来た。

そして7曲目「されど犬走る」が始まった。手拍子が客席中から巻き起こる。ゆったりとして、ほのぼのとした雰囲気が漂うこの楽曲にはほんわかとさせられた。

“僕はロックをやっておりまして、ロックが優しくなり過ぎた様に思ってます。どうにかこの歌の気持ちが伝わればいいなと思った曲を歌います”と海北大輔氏が告げた後に始まった曲が「カッターナイフ」である。“どうやら私はあの人と仲直り出来ません”“ごめんなさいが届かない 私は誰に謝ろう・・・”ズシリと響くシュールなナンバーではあるが、誰もが経験した事のある歌詞が描かれている一曲だろう。大切な人にごめんなさいが届かなかった事はありませんか・・・?大切な物は失った後で大切だったと気付くもの、そうならないで欲しい・・・そんなメッセージ性も詰まっている素晴らしい楽曲だと思う。ただ単にダークなんじゃない、実際に聴けば分かる・・・そう、聴けば分かる一曲なのである。

“人前で何も持たずに立つ事がこの上なく僕は恥ずかしい。そういう気持ちで楽器を持って今まで唄ってきました。色々な町に行き、色々な人に出会い、そして、別れた。。。憧れだったあいつや、あの人にはなれなかった。でも、一つの居場所を見付けました。それがメンバーであり、ファンみんなです。だから、このまま僕は突っ走って行こうと思います。もし、今日が別れの分岐点なら、この一曲を送ります”海北大輔氏がそう告げた後にNEWアルバムに収録される「然様ならば」がプレイされた。
私はこの楽曲を聴いて涙がこぼれた。“然様ならば 然様ならば 君の幸せを願う”。他人の幸せを本気で願う事は難儀な事である。人間は自分の幸せを一番に考える生き物だから。。。でも、この楽曲は本物の愛が詰まった一曲だった。“再び出会う事がなくても・・・”心に突き刺さるフレーズ、ピアノと歌声のみで披露されたこの楽曲が、この日、一番心に沁み入った新曲だった。2007年3月2日発売のアルバムに収録されるこの楽曲を多くの人々に聴いて貰いたい・・・そう思う。あなたは誰かの幸せを本気で願う事が出来ますか・・・?

LOST IN TIME-2

すすり泣く声が観客から聞こえた一曲、現代は愛に飢えている様に思えるけれども、実際は愛に気付いていないだけなのである。先ず、誰かを心の底から愛して欲しい、そうしたら、本当の愛を知る事が出来るから・・・。

名曲が続き、15曲目に「ココロノウタ」が演奏された。“悲しいことが悲しい訳じゃなくて 悲しいと言えない事が悲しい”。いつも思うのは、どの楽曲もLOST IN TIMEは歌詞が深いのである。そして、ネガティヴに思われがちだが、全くそうではないのだ。ポジティヴな感情を露にしている姿勢こそが、ホンモノなのではないだろうか・・・?

海北大輔氏は最後のMCでこう言った。“今日が出発点です。走るとか全力でやるとか、正直どっかでカッコ悪いと思っていました。でも、どっかでそういう人に憧れてたんです。もう迷ったなんて言いません、突っ走ります、だからみんな、ついて来てよね!!今日のライヴで一つでも何かを持ち帰って欲しい!みんな、また会おう!!”。実に素晴らしいじゃないか!!ついて行こうじゃないか!!ファンを裏切るアーティストではない・・・きっと会場中のみんながそう思ったに違いないライヴは「あなたは生きている」で幕を閉じた。“色々、あるけど あなたは生きている”・・・実に素晴らしいステージだった。

昔から何度も観てきたLOST IN TIMEのライヴ、正直物足りなさを感じた事もあった。が、この日のライヴを見逃した人は本当に残念だったと思う。客観的から見ても主観的から見ても、とにかく素晴らしいライヴだった事には間違いない。

2007年3月2日にはニュー・アルバム『さぁ、旅を始めよう』が発売される。このアルバムは音楽を愛する、ロックを愛する人々全てに聴いてもらいたい作品だ。

(文:磯山みゆき)

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