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[2/25]SUMMER SONIC 09開催決定!出演者第一弾発表!!

[2/25]Nine Inch Nails SUMMER SONIC 09出演決定!!

[2/16]ソニック・ユース の待望のニュー・アルバム『ジ・エターナル』が2009年6月上旬日本発売決定!!

[2/12]グリーンデイ が5月にニュー・アルバムをリリース!

[2/12]不動の人気を誇るいなせなフレンチ4人衆、フェニックス による3年ぶりのニュー・アルバム『ヴォルフガング・アマデウス・フェニックス』、5月日本発売決定!

[2/12]元KEMURIのTSUDAと元POTSHOTのRYOJIによるSKA PUNK BAND、REDEMPTION 97 、4/8MAXI発売!!

[2/12]U2 始動!約4年半振りのニュー・アルバムが完成!3/18リリース!!

[2/12]The Prodigy 、2004年の前作『オールウェイズ・アウトナンバード,ネバー・アウトガンド』から約5年振りとなる通算5枚目のオリジナル・アルバムを2/18リリース!!

[2/12]ベン・フォールズ 、活動15周年を記念した初のベスト・アルバムを2/25にリリース!!


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本格派グルーヴィー!! COOL.M.B登場!!
COOL.M.B A

12月16日にSweet Kava Kavaにてグルーヴィーな歌声を響かせる注目のCOOL.M.BのLIVEが行われた。九州から車で千葉までやってきて、一日に何本かのLIVEをこなした彼等、驚いたのはやはり歌声の素晴らしさ。これほどまでに心に響く歌声はないだろう。

■LIVE REPORT

この日の1曲目は全世界で4千500万枚を超える大ヒットとなった『ホワイト・クリスマス』のカヴァーから始まった。クリスマス前のLIVEともあり、とても素敵なプロローグ・ソングから幕開けとなった。歌声だけで勝負するアーティストと言っても過言ではないCOOL.M.B、この日は鍵盤奏者のHiroya氏とのトリオでの構成。間近で彼等の演奏を観る事は稀であろう。ピアノとヴォーカルのみで歌力を魅せつけるツワモノ、それがCOOL.M.Bなのである。高音ヴォイスと低音ヴォイスのバランスのとれた熱唱ぶりには観客全員が一曲目から既に圧倒されていた。バーで行われていたLIVEにも関わらず、手が止まって聴き入ってしまう観客、ハーモニーの美しさは言うまでもなく抜群。

2曲目は「From Christmas」。サビの部分のハーモニーが際立つCOOL.M.Bのオリジナル・ソング。“未来へと続く証”のフレーズが心にグっとくる一曲だった。LIVEならではの臨場感も際立ち、ア・カペラでも是非とも聴いてみたいと思える程の歌唱力を披露していた。

3曲目では「Call My Neme」を披露。何処にもスキを与えない歌唱力、“あなたの呼ぶ声に 今答えよう”のフレーズには感極まった。そんな強さを身に着けてこそ、真の愛なのではないだろうか・・・?そんな事を思わされる、愛が足りないと嘆く現代にもピッタリの一曲ではないだろうか。グルーヴィーでありながらソウルフル、単なるR&Bとはくくり難い、彼等の歌声が共鳴するが楽曲だった。LIVEで最も臨場感が溢れていた一曲だったかも知れない。

笑いもあり、トーク・センスも抜群のCOOL.M.B、MCでもその力は発揮されていた。

COOL.M.B LIVE

4曲目では、そろそろ有名な世界中に愛される名曲を唄いたいと思います・・・と言う言葉から始まった。じっと耳を傾けて聴いてみた。これは何の曲だろう・・・?一瞬では分からなかった。が、じっくりと歌詞に耳を傾けてみた。世界のアーティストTHE BEATLESの「Let It Be」ではないか。ガラリと変えたアレンジ、これぞ“本物の歌声”と云わんばかりの独特なる世界観、THE BEATLESとはまた違った味わいが斬新で、温もりも満載にカヴァーされていた。“愛”と“哀”が漂う一曲、これぞアレンジの凄味・・・いや、違う、彼等が持つ腕の凄さなのだろう。

5曲目は『エリック・クラプトン』の映画『フェノミナン』の主題歌にもなった「チェンジ・ザ・ワールド」を披露。こちらは限りなくオリジナルに近いカヴァー、所々にフェイクを施し、彼等ならではの歌声を店内中に響かせた。

6曲目では“二人の楽園へ行こう”のフレーズに思わずキュンとしてしまった。未来を感じさせる歌詞の内容、人を信じる事は勇気がいる。時々それに負けてしまう事もあるだろう。が、それを前向きに信じて行こうと言うメッセージもこもった楽曲であった。

“色々な思いで聴いていられる曲です。大切な人を思い描いて聴いて欲しい・・・”のセリフから始まった7曲目は「Stay with U」。単なるバラードで・ソングではない。ある意味ROCKな内容に耳を奪われてしまう歌詞が満載の一曲だった。
永遠なんて言葉はないけれど、その永遠を信じてもいいんじゃないか・・・?そう思わされてしまった、じんわりと響く楽曲だった。“生まれ変わってもあなたとまた出会いたいと・・・”そう思える大切な人が貴方には存在しますか?そんな大切な人、両親、友達・・・人は誰もが孤独感を抱いて生きている。が、実際はそうではないと私は個人的に思う。いつも誰かに支えられて生きているのが人間なのである。それに気付けるか気付けないかの違いなのではないだろうか?この曲は胸がしめ付けられて、ちょっぴり苦しいと感じてしまうかもしれないが、大切な人を哀しませない様に生きて行こうと思える素晴らしい楽曲である。“壊れそうなほど好きだから・・・”、そう思える愛をあなたにも感じとって頂きたい。

8曲目は「Take my word」誰もが言葉に出来ない切ない思いを抱えているだろう。そんな日常的な歌詞の内容にジーンとしてしまう、自分を重ね合わせて聴ける一曲、人と真摯に向き合う大切さ、逃げない勇敢さ、心の中で思っている感情を我慢せずに、たまには言葉にして伝えてみてはどうだろう・・・?前に一歩踏み出す事によって必ずや何かが変わる、そう思えるとてもメッセージ性の強いLOVE SONGだった。この日のLIVEで聴き入る人が多かった一曲と言っても過言ではない。

“違う土地でLIVEをする事は、僕等にとってはじつはとても難しい事で、でもこうして違う土地でLIVEが出来る事はとっても嬉しい事です。本当に有難う。”

そう言って、彼等のLIVEは9曲目に突入した。その後アンコールが湧き上がり直ぐ様登場した彼等、“ずっと待たせてアンコールの声が静まるのも嫌ですからねー(笑)”と、観客を一度も見放さない辺りは、プロ魂を本気で感じる事が出来た。2曲が立て続けに行われ、最後は喝采がなりやまなかった。アッパー・チューンの一曲で幕を閉じたのも彼等のセンスならではだろう。

当日見逃してしまった観客も沢山要た筈だ。COOL.M.Bは今後もLIVE活動を沢山行って行くだろう。貴方が住んでいる土地にも車で行くかも知れない、その時は是非とも見逃さずに観て欲しいアーティストだ。

(文、写真:磯山みゆき)

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■COOL M.B OFFICIAL WEBSITEはこちら


音楽13:54comments(3)|-|
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これぞエモーショナル!Starboardに注目!!
Starboard

久しぶりに日本で、本当の意味での“エモーショナル”なサウンドをかき鳴らすバンドに出会ったような気がする。多くのバンドが存在する現代のミュージック・シーンだが、アルバムを通して二度、三度と聴きたくなる音楽に出会う事がなかなか難しくなって来たようにも思える。どれだけ聴いても突き刺さってくる衝撃がいまひとつ足りないと感じてしまったり、ハイプ効果的な盛り上がりを見せているだけだったり・・・。実際、衝撃が大きい音楽ほど、多くの人々の間に浸透していないんじゃないか?と感じる瞬間さえも多々ある。そんな中、“リアル”な感情、本当の意味での“エモーショナル”なサウンドを響かせるバンドを紹介したい。その名も、Starboard。

彼等の音楽を少しでも聴いた事がある人ならば分かるだろうが、とにかくメロディー・センスに長けている。ここまでグッド・メロディーを生み出す事が出来るバンドは、実は日本ではなかなか存在しないようにも思える。“エモーショナル”の本当の意味は“感動”、その言葉通りに感動させられる音楽を聴かせてくれるバンドが Starboard なのだ。
少しでも彼等の音楽に触れてみれば、全曲聴いてみたいと強く思うはずだ。本当は、彼等の音楽を言葉だけで説明するなんておこがましいのである。そこまで思わせてしまう程に“リアル”な感動を届けてくれるバンドが Starboard なのだ。未聴の人は勿論、この機会に“リアル”な“エモーショナル”を全身で感じてみてはいかがだろうか。
(※現在左側にてPVがご覧頂けます。)

■取材記事

回答者:Vo,Gu Imamura

―― 音楽を始めたのはいつ頃からですか?

高校一年のときです。

―― バンド結成の経緯を教えて下さい。

三人とも以前は別々のバンドをやってて、タイバンとかで顔見知りで。僕のやってたバンドとドラムのレツがやってたバンドが練習スタジオが一緒で今度飲みに行こうということになり二人で飲みに。そこで音楽の話をするうちにスタジオに入ってみよう!ということになりBassに麻生を誘いました。

三人とも友達だったし音楽に対する価値観も近かったこともあり、初めてのスタジオながら感じるものがありました。そのまま三人でスタジオに入る日々が続き今に至ります。


―― なるほど。自然な流れがあったんですね。バンド名の由来は?

これは麻生が決めました。船舶用語で右側とか優先的にという意味の言葉だそうです。

―― 船舶用語?!なかなか奥深いですね。デビューが決まった時、正直どんな気持ちでしたか?

自分達の作品がしっかりした形でリリースできるということにとても嬉しく思いました。

―― 音楽をやり始めた頃からデビューしようと考えてましたか?

考えてなかったと思います。当時は楽器を鳴らしたり、バンドで曲をプレイするということだけで十分楽しかったから。もちろん今もだけど。

―― “音楽”と言う文字通りの音楽を奏でる事の出来るバンドですね。デビューして音楽の価値観や考え方など、何か変わった事はありましたか?

変わるより確信のほうが大きかったです。Starboardを理解してくれる人達に出会えたこと、Starboardの音楽に共感してくれる人がたくさんいることに気づいたから。

―― なるほど。洋楽的な要素が強いサウンドを響かせるバンドですが、今までどんな音楽のルーツを辿って来たんでしょうか?

僕自身はパンク、グランジ、ニューウェイヴ、UKギターロック、エモ、USモダンロックなど一通りのロックの流れをたどってます。

―― 一番影響を受けたアーティストは?どの部分に影響を受けましたか?

MEGA CITY FOURかも。ギターのサウンド、メロディー、ハーモニー、そして声。当時は全てが好きでした。

―― MEGA CITY FOUR!?まさかこのバンドの名前が出てくるとは思いませんでした。ちょっと熱くなりました(笑)いいバンドですよね。
1stアルバム『EVERYWHERE YOU GO』を聴いた時、メロディーに説得力があって、メロディー・センスが長けているバンドだなと感じましたが、曲を作る上で重要視している部分はどんなところですか?

日本のバンドが書く曲って一ついいメロディーができたら二番もアレンジや歌詞が変わるだけで同じメロディーを歌ったりしますよね?なんで二番も同じメロディーを歌っているのか考えた方がいいと思うんです。違うもっといいメロディーでもいいし、もう二度と歌う必要のないメロディーかもしれない。

アメリカやイギリスのバンドは二番のAメロが変わってたり、サビがどんどん違うメロディーになっていったりすることがあります。もちろん全ての曲がそうではないですよ。でももし曲に何か足りなかったり、違和感を感じたときにアレンジやイントロも大切だけど、ほんとにこのメロディーでいいのか?なんでここでこのメロディーなのかを考えたりします。

―― それは物凄く共感出来ますね。確かに同じメロディーである必要は無いですもの。しみじみ共感します。
曲作りで苦労する点はどんなところですか?

あんまり苦労はないです。曲を書くのは好きなので!

―― 新作『If tonight is a scene to be with you』のテーマ、コンセプトは?

けっしてあらすじや出来事を書いたわけではないけど、聴いた人が自分に重ねてみたり、生活の中でヒントになったり少しいつもの景色が変わって見えたり。そんな近くにある作品を目指しました。

―― なるほど。今作で一番強く表現したかった部分はどんなところですか?

もちろんサウンド、歌詞、メロディー、全てです!

―― 日本のエモ系バンドにありがちなのが英語詞ですが、Starboardは日本語詞ですよね。言葉にこだわりはありますか?

日本語でも英語でも僕はいいと思うんですよ。でも、もし英語で歌ってて英語圏の人にも何語なのか伝わらない英語であるとしたら意味がないと思います。歌ってる言葉が分からないんだから。
当然言葉はこだわりあります。言葉とメロディーが合わさったときの力に自分も何度も考えさせられたことがあるから。


―― 確かにそうですね。意味が伝わらないものを歌っていたとしたら、それはメロディーだけで感じてもらうしかないですからね。歌詞はフィクション?それともノンフィクション?

両方です。もしノンフィクションでも聴いてくれた人それぞれが自分なりにイメージしてもらえれば。

―― 詞はどんな時、どんな場所で書く事が多いですか?

部屋で書きます。一人きりのときに。

―― 詞を書く時、どんなところに注意して書いてますか?

メロディーと同じでホントに書くべくして書きたいと思ってます。数合わせ、埋め合わせ的にはしたくないです。

―― 今作ではピアノや打ち込みのアレンジも加わって、前作よりも世界観が広がった仕上がりになっていますが、楽器の使い方にはどんなこだわりがありますか?

今回はギターテックもついてレコーディングして。どの楽器もですけど最終的な音の良さ、バランスを考えます。仮にとても太い単体では良い音に聴こえるギターの音も全ての楽器や歌が鳴ったとき聴こえなかったり他の音のジャマになってたら意味がないですから。

―― 今作を作る時、前作と変化させたいと思っていた部分はありましたか?

もちろん前作を踏まえてなので前以上のアルバムを!というのはありましたが、制作期間中はこのアルバムを一番いい形に仕上げたいと思ってやってました。

―― 『If tonight is a scene to be with you』を作る上で苦労した点、楽しかった点を教えて下さい。

声の調子が悪かった日や体調が優れない日はみんなにも迷惑をかけて悪かったなぁと。楽しかったのは13曲目の打ち込みを仕様した曲は出来上がりが読めなかったので完成したときは、やるなー、Starboard(笑)って思いました。

―― ヴォーカリストたるもの歌声は大切ですもんね。先の読めないものほど完成した時喜びが大きかったりしますよね。レコーディング中の裏話的なものがあったら教えて下さい。

Def Tech、華原朋美、ジュリー、いろんな人が同じスタジオ出入りしてました。

―― マスタリングエンジニアにJIMMY EAT WORLDやGREEN DAYでも起用された事のあるTED JENSENを前作同様に起用していますが、どんな経緯で一緒に仕事をする事になったのですか?

TED JENSENはStarboardを担当してる森田という者がアメリカで仕事をしてたときからの知り合いです。

―― なるほど、そんな経緯があったんですね。TED JENSENと仕事をしていて、どんなところに刺激を受けますか?

自分達が好きなアーティストの多くを手がけているので最初は信じられなかったです。マスタリングって日本でやると時々音圧上げることばかり優先してステレオによっては割れた音になってたりします。TED JENSENはやはり質感を大切にするエンジニアだと思うしStarboardもそれが合ってると思います。

―― 質感は確かに大切ですね。パワーを持続させつつも音の彩りは保つべきですからね。
今作のアルバム・ジャケットは、陽の光加減や色合いが叙情的でとても印象深い仕上がりですが、これはメンバー自身の意図で完成されたものですか?

これはデザイナーの中川さんという方がロシアに行ったとき自分で撮影してきた写真です。まず写真で行こうという案になり日本の空気感ではないものにしたくて。とてもいい写真ですよね。

―― 凄く美しい仕上がりだし、手にとって細かな部分も見てもらいたくなる一枚ですよね。今作の中で一番好きな曲をあげるとしたらどの曲ですか?その理由もお聞かせ下さい。

難しい質問ですね(笑)。「Faster」かな?“いつか錆びついたときは”というフレーズが出てきたときは自分的に驚いたので。

―― この曲の歌詞は本当に頷ける部分が多いので、多くの人に聴いてもらいたい一曲ですね。
LIVEでも3Pバンドとは思えぬ迫力と音の厚みがあってとてもエモーショナルなステージですが、LIVE中はどんなところに神経を集中させているのでしょうか?

レコーディングと同じで全ての音が鳴ったときのベストの状態を考えてます。いつもリズムと歌の聞こえ方には気を使ってます。

―― LIVE中楽しかった事、また、辛かったエピソードなんかがあれば教えて下さい。

ドラムのレツのMCはたまにかなり面白いです。本人のノリで言ってるのでなにを言い出すやら。辛いことは特にないですよ。

―― 人生、時にノリは重要です(笑)今までの中で一番印象に残っているのはいつのLIVEですか?

先日行われた@unitedツアー。あれだけの数の海外アーティストとツアーを廻るのは初めてだったし、本当に仲間になれた感じがしたから。

―― 豪華なメンバーでしたよね。しかも国内外のエモーショナルなバンドを数多く堪能出来るとは・・・。見なきゃ損だぞ!!と、見てない人に言ってやりたくなる様な・・・(笑)そんなイベントでした。バンドで苦労する部分、楽しい部分はどんなところですか?

苦労する部分は体調管理。楽しい部分は曲作りを三人でしていて、ある瞬間景色が開けたように曲が完成に向かっていくとき。

―― バンドの魅力ってどういうところにあると思いますか?ソロ活動には興味はありますか?

やはり換えのきかない三人だからこそ鳴らせる音や曲。ソロには今のところ興味はないです。

―― 今後、楽曲を作る時やLIVEで共演してみたいアーティストは?

やはり自分がリスペクトするアーティストは共演してみたいです。JIMMY EAT WORLDとか。

―― 今まで対バンした中で刺激を受けたアーティストは?どんな所に刺激を受けましたか?

Daphne Loves Derby。日本のライブシーンを見てるとライブの爆発力やテクニック、完成度ばかり注目してる気がするけど、バンドアンサンブルでのダイナミズムもあるし、そこにはしっかりした歌が鳴ってた。

―― なるほど。野望はありますか?

ないですよ。いい曲を創り続けたいですね!

―― メンバーに望む事はありますか?

これからもよろしくで!

―― 次回作の構想はもう練り始めていたりするんでしょうか?どんなものになりそうですか?

数曲しか出来てないですが、いい曲が上がってますよ。方向性が大きく変わったりはしないですが、そのときに自分達が夢中になってる音に影響されたりはあると思います。

―― 次回作も期待大!!ですね。音楽をやめようと思った事はありませんか?

ないです!!

―― あなたにとっての“音楽”とは何ですか?

テレビは見なくても音楽を聴かない日はないです。

―― 音楽以外に挑戦してみたい事はありますか?

以前、福岡のCROSS-FMで番組をやってたことがあって。ラジオのDJなんですが、またやりたい。今度はもっと本格的に。

―― 楽しみにしてます。最近ハマっている事を教えて下さい。

映画。最近またよく見るようになりました。「LAST DAYS」はどーなんですかね?

―― 「LAST DAYS」はですねぇ、、、って、感想を述べるわけには行かないので(笑)これから観る方の為に、カートの映画でもニルヴァーナの映画でもない、あくまでモチーフ、それを忘れるな!!・・・と言った感じですね。逆に、アーティストである今村君に見て頂いて、感想を聞いてみたいので、見に行ったら教えて下さい(笑)
それでは最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。

もしニューアルバムを聴いてくれてる人がいたら、ほんとうにありがとーです。大切な一枚になってくれれば。
これから聴く人へ。何度も聴ける素敵な歌がたくさん入ってます。もし、いい歌を探してたら試しに聴いてみてください。では。


―― ありがとうございました。

(取材・文 磯山みゆき)
※2006年4月に行った記事を掲載

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音楽02:25comments(7)|-|
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ファンクの帝王ジェームス・ブラウン
James Brown

幼い頃から孤独感や貧困に苛まれ、幾度となく服役した過去をも持つジェームス・ブラウン。しかし、寂しさの中から見出したものが音楽だったのだろう。服役中も音楽を愛し、その後、ソウル、ファンクを世界中に広めた人物であるのがJBなのである。

現在ここまでソウルフルな歌声を聞かせるアーティストは数少ない。70歳を超えてもシンガーとして多くのファンを感動させてきたJB、そんな彼が亡くなってしまった事は、今後の音楽シーンにも多大なる影響を及ぼすだろう。

JBの音楽に励まされた人、彼を尊敬していた人、そして、何より彼に影響されたアーティストは数多く存在する。が、本物のグルーヴ、ソウルフルな歌声を響かせるこの年齢でのシンガーはやはり少ない。

2006年12月25日、午前1時45分に死去。享年73才。ツアーの予定を残したまま、アトランタの病院にて彼は亡くなってしまった・・・。

JBの音楽に携わった事がない音楽ファンは一度は彼の歌声に携わるべきだ。
これが本物のファンキーな歌声・・・そう誰もが思うだろう。

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音楽09:41comments(2)|-|
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激ロック返り咲きInMeにインタビュー!!
InMe

InMe
デイヴ・マクファーソン Dave McPherson (vo/g)
ジョー・モーガン Joe Morgan (b)
サイモン・テイラー Simon Taylor (ds)

デイヴ・マクファーソンとジョー・モーガンにインタビュー!!

── 先ず、バンド結成の経緯を教えて下さい。

Joe:僕とデイヴはほんと小さな頃からの知り合いで、そうだな、4歳くらいからの知り合いなんだよ。一緒に楽器をプレイし始めたのは11歳のころで、その後サイモンが加入してバンド活動を続けていたんだ。バンド名は「DROWNED」と名乗っていたんだけど、その後「InMe」に変えたんだ。その頃からだんだんバンドとしては本格的な活動に移っていったんだ。

── 随分長い付き合いなんですね。では、バンド名の由来を教えて下さい。

Dave:「自分の内面」、やはり歌詞はそういうことを歌っているから。そういうことをバンド名にしたかったんだよ。それで「InMe」なんだ。

── なるほど。音楽をやり始めて、最初に演奏した楽曲って憶えてますか?

Dave:うーん、よく憶えて無いんだよな、、、。最初はお楽しみバンドで、何かのカヴァーだったと思うんだけどね、、、ゴメン(笑)

── (笑)では、ニュー・アルバム「White Butterfly」の内容について教えて下さい。

Joe:最高だよ!(笑)
やはりアルバムを作る上で思っていたのは、聞いてもらう人をアルバムを通じていろんなムードへと導いて行きたいという事だったんだ。アルバムを通して聞くと様々な感情を体験することができるはずだよ。いろんなタイプの曲が入っていると思う。


Dave:このアルバムには色々なバリエーションがあると思う。それは単にスローな曲があって、早い曲があってという事では無く、どの2曲をとっても同じように聞こえるものはないんだ。いろんな要素が前よりダイナミックで、どの曲をとっても違うように聞こえると思う。

── 確かにダイナミックですよね。Limp Bizkit や Korn などを手掛ける Josh Abrahams をプロデューサーに迎えた今作ですが、一緒に仕事をしてみてどうでしたか?

Dave:リラックスして仕事をする事が出来たよ。ジョシュは自分の仕事をしっかり理解してるし、彼のチームもまた素晴らしかった。あれだけ成功している人なのにエゴなんか全然ないなんてそれだけで驚きだよね!

Joe:あとは自分達の中でしっかりとやりたいことを明確にして行ったから、プロデューサーとしてもやりやすかったんじゃないかなと思うよ。

── このアルバムの中で一番早く仕上がった楽曲はどれですか?それとは逆に、仕上がりまで一番時間のかかった楽曲はどれですか?

Joe:最初の2曲は後から作った曲だから、単純に一番時間はかかったかな(笑)。
でも、大体曲が出来上がってからレコーディングに入ったらヴィジョンも明確だったし、プロデューサーも素晴らしいし、そんなに苦労したという感じでも無いんだよね。


── なるほど。デビューしてから急速に人気が上昇していたのにも関わらず、所属レーベル閉鎖により活動停止状態が続いたりもしましたが、その間にバンドをやめようと思ったりはしませんでしたか?

Dave:それはなかったな。もちろん最初は途方にくれてどうしたものか、というのはあった。そして歯がゆいという思いはあったよ。でも自分達のやっていることを信じ続けることができたし、アルバムは成長を示すことを作れている自負はあったからね。だからそれは問題じゃなかったよ。

── 活動停止中に作った楽曲もこのアルバムに収録されていると聞きましたが、それはどの曲ですか?その曲に特別な思い入れはありますか?

Dave:「Seven Weeks」と「So You Know」がそうなんだ。
特に「Seven Weeks」はこれで自分達が消えていってしまうんだろうなと思っていた人たちに「そんなことないぜ!」という意思表示という感じだったしね。それからその2曲では音楽的にもいろいろと実験というか自分達の音楽的な可能性を広げることができたと思っているからその2曲は、そうだね、特別な思い入れがあると言えばあるということになるね。


── 歌詞やメロディーはすんなり浮かぶ方ですか?

Joe:不思議なんだけど、浮かぶときはドンドン出てくるんだけど、そうじゃないときは全く出てこないんだ(苦笑)。こればっかりはコントロールできないんだよね。音楽を作ってる人ってみんなそうだと思うんだけどね。

── そうですね、コントロールするのは一番難しいところかも知れませんね。
ところで、このアルバムのテーマは?

Joe:特にコンセプトはないんだけど、あえて「裏コンセプト」とでも言うべきものをあげるとするとそれは「再生」と「喪失」」がテーマになっていることが多いかな。

Dave:歌詞の面で言えば、ほとんどが人と人との関係についてだ。それは必ずしも男と女ということだけではないけれどね。人と人との繋がりというのがこのアルバム通しての歌詞の上でのテーマだ。人々がよく考えることだから、世界にとって重要なことなんじゃないかな。

── アルバムの一番の聴きどころを教えて下さい。

Joe:そりゃ、全部だよ!(笑)
でも、自分たちがこう思うというのではなくて、聴いてくれる人にいろんな感情を呼び起こすことができたら嬉しいな。


── 今後、こんな事をやってみたいという事があったら教えて下さい。

Dave:まだまだたくさんあるよ。ありすぎるくらいだ。
もちろん僕らはメジャーで一枚目のアルバムがミリオンセラーを記録して、というバンドではないんだ。インディだけれどもしっかりとしたファン・ベースを築けているしね。でもだからこそまだまだやり続けていきたいし、もっと成長していきたいと思ってるよ。

Joe:そうだね、まだまだこれからなんだ。バンドとしてはキャリア長いけど、まだ若いしね(笑)


── 今、お気に入りのアーティストは居ますか?

Dave:ARCH ENEMY のアルバムはいいね。最高だよ。

Joe:僕は Jason Mrazのアルバムを早く聴きたいよ!まだ買ってないんだ、、、。


── では、最後になりましたが、ファンに一言メッセージをお願いします。

Dave:久しぶりに戻ってこれて嬉しかったよ。
サマーソニックでのライヴはほんと最高だった。僕がしゃべった日本語も理解してもらえたみたいだし(笑)またすぐ戻ってくるよ!それまでバイバイ!

Joe:本当にサポート、どうもありがとう。できるだけ早く戻ってこれるようにします。それまで応援よろしくね!


■LIVE REPORT

サマーソニックへの出演が決まり彼等を目の当たりに出来た日、それが2005年8月14日。所属レーベルが閉鎖し、2004年にシングルを発売して以来活動停止を余儀なくされてしまったInMe、多くのファンが復活を願い、日本でライヴが観られる日を今か今かと待ち望んでいたに違いない。その熱望の甲斐もあってか、2005年に活動を再開しサマーソニックで来日を果たす。

会場の中でも割と大き目のステージに登場した彼等は、当日、同ステージでの出演が決まっていた BULLET FOR MY VALENTINE が急遽キャンセルした為、開演時間を繰り上げての登場となった。そのアナウンスも全体に行き届いているわけではなかった。にしても、実に多くのファンを集客していた。
この様な非常事態も起こり、彼等も些か緊張してしまったのではないかと心配になったが、予想を覆す堂々としたステージを披露してくれた。何より驚いたのは、ヴォーカル&ギターのデイヴが変貌を遂げていた事である。昔とは違って髪を短く切った装いは勿論ではあるが、視線の向く先が明らかに昔とは違うのだ。彼はライヴ中どちらかと言うと下を向いている事が多かった。が、今回はしっかりとファンと向き合ってライヴをこなしていたのだ。レーベル閉鎖の時期に多くの葛藤を乗り越えて来たのだろう、バンドを辞めてしまおうか悩んだりもしたのだろう、そんな多くの困難を乗り越え、一回りも二回りも大きく成長して私達の目の前に現れたのだ。そんな彼等の姿を観ていたら、何だか熱いものがこみ上げて来た。

ライヴは1stアルバムと2ndアルバムを織り交ぜて選曲。最新アルバムに収録されている楽曲はギターのオーバーダブを多用しているだけに、それを生で再現するのはなかなか大変だろうと思いきや、そこは演奏力やメロディー力でカバー。予想を超える力を蓄えて彼等は復活を遂げたのである。何よりも、実に楽しそうにステージをこなして居たのがとても印象的であった。次の来日はいつになるか分からない。が、また、あの熱いステージを堪能出来る日を楽しみに待とうではないか。

─ 2005/08/14 SET LIST ≪ MOUNTAIN STAGE ≫ ─
1.Otherside
2.Mosaic
3.Faster The Chase
4.7 Weeks
5.Neptune
6.Just A Glimpse
7.Underdose
8.Firefly
9.Lava Twilight

(取材、LIVE REPORT:磯山みゆき)

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音楽08:09comments(1)|-|
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わが心のジョージアは永遠に・・・
RAY

1948年。17歳のレイ・チャールズ・ロビンソン(ジェイミー・フォックス)は、南部からバスでシアトルへと向っていた。当時、黒人はバスの座席が隔離され、停留所の売店もトイレも白人とは別だった。
レイはジョージア州で生まれた。体の弱い母アレサ(シャロン・ウォレン)は洗濯女をしながらレイと弟のジョージを育てていた。二人は仲のいい兄弟だった。しかしある日、ジョージが大きな洗濯桶に落ちて溺死する。驚きのあまりこれを呆然と見ていたレイにとって、弟の死は生涯のトラウマになった。レイが視力を失ったのはそれから9ヵ月後のことだった。しかし、気丈な母はレイに「誰にも盲目だなんて言わせないで」と言い続けた。
シアトルに着いたレイは間もなく才能を認められ、ステージ、ツアーと大忙し。初めて出したレコードもチャート入りした。しかし、クラブの女マネージャーたちが世慣れぬ自分を利用して荒稼ぎしていることに気づいたレイは町を出ることにする。

1950年。盲目の天才と呼ばれるようになった彼は、L・ファルソン・バンドの一員としてツアーを行った。身の回りの世話をしてくれたツアー・マネージャーのジェフ(クリフトン・パウエル)と、仲間のミュージシャン、ファットヘッドはレイが心を許す親友になった。しかし、彼が麻薬を覚えたのもこの頃だった。時おり、トラウマから"水"の幻覚を見ることもあった。何か辛いことがあると、いつも思い出すのは母の言葉だった。
母はレイを決して甘やかさなかった。「盲目でもバカじゃない。施しは受けるな。自分の足で立て」。涙を隠して厳しく教育した母のおかげで、レイは"耳で見る"ことを学んだ。彼の心の中にはいつも母がいた――

■レイ・チャールズ
ミュージック・シーンで多くの人々に多大なる影響を与えて来たのがレイ・チャールズ。魂を歌に込め、ピアノの前に向かい、心と心が触れ合う音楽を届けて来た唯一無二のアーティストだ。ソウルの神様と呼ばれた彼も、多くの苦難を乗り越え頂点に立った。
そんな彼の生涯を描いた作品が『Ray/レイ』。この作品の監督を務めたのが、アカデミー賞5部門にノミネートされた『愛と青春の旅立ち』を手掛けたテイラー・ハックフォード。「天才の複雑さや欠点を隠すことなく、すべてを見せたかった」と語っていた程に、この映画を製作するにあたり、実に15年もの歳月をかけ、レイ・チャールズとの親交を深めてきた。その映画の重要人物、レイ・チャールズ役に抜擢されたのが、『コラテラル』での好演が記憶に新しいジェイミー・フォックスだ。レイ・チャールズとジェイミー・フォックスは実際に一度セッションを行い、その時にレイ自身が認めた逸材だ。独特なる雰囲気から細かな部分まで、まるでレイ・チャールズが降臨したかの様に思える演技には思わず鳥肌が起ち、彼の動作全てに全く違和感を感じる事なく映画にのめり込んでしまう。

レイ・チャールズの楽曲を40タイトル使用し、見事に音楽とストーリーをシンクロさせた『Ray/レイ』。心に沁みるソウルフルな歌声は勿論、彼がピアノに向かって歌っている時のあの柔らかな微笑みまでもが、今、ここで、ジェイミーの好演により蘇える・・・。
 この映画を誰よりも楽しみにして居たのはレイ・チャールズ本人である。が、惜しくも2004年6月10日、映画の完成を待たずして他界してしまった――。この作品には実に多くの愛が詰まっている。涙も感動も全てがレイ・チャールズの愛と魂で包まれている。音楽ファン、そして映画ファンのみならず、多くの人々にお薦めしたい一作だ。

(文:磯山みゆき)

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バンド自身が"最高傑作"と語る作品!!
パール・ジャム

“この作品が自分達にとっての1stアルバムだ”

パール・ジャムの面々がこう語る様、セルフ・タイトル・アルバムとなる『パール・ジャム』は、彼等にとって史上最高の作品と言っても過言ではない。

15年の活動の中、ノン・プロモーションでも話題性にのぼる数々のアルバムを作り上げてきたパール・ジャム、そんな彼等自身が満足感を得られた作品は今までに無かったのだろうか?そう感じてしまう発言にも思えるコメントだが、この新作を全曲聴いて、ようやくその言葉の意味を理解する事が出来た。今まで彼等が音楽で表現して来た事全てを凝縮し、この、セルフ・タイトル・アルバムに詰め込んでしまったのである。しかも、想像を超える濃厚さに鳥肌がたった。はっきり言おう。このアルバムは、音を聴いた後でのパール・ジャムへの印象は、いい意味でガラリと変わるだろう。

活動15年、アルバムの総売り上げは5500万枚にものぼる脅威のモンスター・バンドである。そのカリスマ・ロック・バンドの新作がこの『パール・ジャム』。前作『ライオット・アクト』から約4年ぶりの登場となる今作は、ロック・シーンを震撼させる驚愕の超ド級ロック・アルバムに仕上がっているのだ。なんと驚く事にこのアルバムに収録されている楽曲の一部は“アメリカの放送網では24時間内に3分に一回はプレイされている脅威の作品”なのである。

今回のアルバムは一曲目からロック的なポップ色がガツンと響いてくる。ハードでエッヂの効いたギター・ラインは勿論、全体の楽器のバランス・・・どれをとっても王道を越えたロック・サウンドを響かせている。厚みがあるのにくどさがない、それでいて濃厚な仕上がり感を保てるのは彼等のなせる業である。
パンキッシュなサウンドが印象的な「Comatose」も、パンキッシュの一言で片付けられる仕上がりではない。疾走感溢れるサウンドに重みのあるヴォーカル、このあたりの組み合わせが軽さを感じさせない部分でもあるのだろうが、パンキッシュさを打ち出してくるのだから不思議である。これぞパール・ジャムが魅せるマジックとでも言うのだろうか、中間で響くギターの早弾きから終わりまで、大人のロックを楽しむ事が出来る一曲だ。そんな中でも、アルバムの核ともなる「World Wide Sucide」は、タイトル通り世界規模で動いている一曲。アメリカのみならず、日本のラジオ局でもパワー・プレイされる日もそう遠くはないだろう。王道のギター・リフ・ラインやシンプルなロック・サウンドが彼等の手にかかると、新しいロック・サウンドへと変貌を遂げてしまうのである。太くうねるグルーヴや、タイトル「World Wide Sucide」(世界規模の自殺行為)とは相反する明るいメロディー・ラインはパール・ジャム渾身の一曲である事が確信出来る。他にもビートルズっぽさをも彷彿とさせる「Parachutes」、涙腺が熱くなる「Come Back」、イントロから曲構成の面白味をも感じる事が出来る「Inside Job」と、どの曲にもパール・ジャムらしさが詰まっている。

パール・ジャム・ファンにとっては勿論、今まで彼等の音楽に触れた事がなかった人々にとっても、このアルバムは2006年上位にくい込むベスト・アルバムとなるだろう。

(文:磯山みゆき)

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TAHITI 80のメンバーをインタビュー!!
TAHITI80

―― 「パズル」でデビューを飾り、サウンドから英国産バンドだと思ったリスナーも多かったけれども、そもそも、フランス語ではなく、ポップミュージックを演るなら“英語”と決めて居たのはどうしてですか?

グザヴィエ(Vo.)今でも英語が大事だって信じていて、ぼくらが聞いてきた音楽、影響を受けてきた音楽って、アメリカだとかイギリスで、スウェーデンの音楽もちょっと影響されているんだけれど、リアルなものを作りたいなと思ったら、やっぱりそこの本場の言葉を使わなければいけないと思ったんだ。当時、説明にサルサとかボサノバを引き合いに出してたんだけど、サルサとかボサノバって言うのは、スペイン語だったりポルトガル語だったりとかした方が全然聞こえがいいんだよね。で、フランス人のアーティストにミッシェル・ポルナレフって居るけれど、彼もイギリスとかの音楽に影響を受けてはいるけれども、結果的に出来上がったものって言うのは、フレンチポップやシャンソンになってしまうって事なんで、僕らはそう言ったものを目指して行ったわけではないから、英語と言うものにこだわりがあったんだ。

―― かつては「現実離れした世界で音楽を作っているような感覚、夢っぽいもので包み込みこまれているような感触があるかもしれない・・・とおっしゃっているのをお見かけしましたが、楽曲にリアルな感情を、ストレートに表現するのは苦手な方ですか?

グザヴィエ(Vo.)その感覚は変わってきたと思うよ。ここ最近では自分自身が感じてる感情をストレートに表現する事にも自信を持てるようになったからね。1stアルバムって言うのはとにかく自分達が最初に書いた曲のコレクションみたいなものだから、若いし、余り人生経験もしていないし、色々な事から引き合いに出してきたね。1stと2ndで色々な事を経験してきて、自分達も成長して、バンドの活動以外でも色々な体験をして来て、人生を色々な意味で体験してるから、そう言った意味で人生も変わったし、表現方法も変わって来たかな。

―― 人生が変わってきたなと思うきっかけ、実感みたいなものはいつ頃感じましたか?

グザヴィエ(Vo.)転換期と言うのはやはり1stアルバムの時のアメリカのツアーで6週間連続してみんなで色々な所をまわった時かな。アルバムのレコーディングで、ニューヨークでメンバー同士で過ごしたりって事はあったけれど、こんな形で6週間ずっと同じグループで移動して、一緒にずっと活動してって言うのが無かったから、まるでちょっと軍隊に入ったかのようだったよ(笑)或る意味ではみんな男っぽくなったし、肉体的には体重が増えたものもいるし(笑)筋肉がより多くなった人間もいるし、今では新しい事が常に起こっていて、そう言った転換期みたいなのは常にあったりするね。

―― 転換期・・・なるほど。今まで、基盤にギターポップを感じられる楽曲が殆どでしたが、今回のアルバムではポップ感を崩す事なくソウルやHIP HOP色も前作よりも突出して来ている様に思いましたが、よりモダンなものを目指そうと思ったきっかけみたいな物があったのですか?

グザヴィエ(Vo.)嗜好の違いがそのまま音楽に表れているんではないかなぁと思うよ。ギターポップは僕等は聴かないし、5年前も凄くつまらないものだなぁと思ってたけど、今でも凄くつまらないと思う。特に、さっき話した6ヶ月間のアメリカのツアーで音楽をずっと聞いてたりしたから、その時にやはりソウルとかレゲエとかアフリカン・ミュージックとかを良く聴いてて、そう言うテイストになって行ったんだよね。

―― ギター・ポップは聴かないけれど、ポップにこだわる理由は何ですか?当初はギタリストを2人構えていた事もありますよね?

グザヴィエ(Vo.)そうだね。でも、全く違ったジャンルだと思ってるんだよね。僕達はポップ・ミュージックにこだわりがあって、まぁ、ポップ・ミュージックと言うのは曲作りをする上でのコーラスがあって、サビがあってって言う、そう言う作り方だと思うんだけれども、その中にHIP HOPとかソウルのダイナミズムを入れてったら面白いものが出来るんじゃないかな、とか、60年代の音楽的な要素を取り入れてったら面白くなるんではないかと、そう言った色んな組み合わせのものを楽しんでは行きたい。ポップ・ミュージックのファンではあるけれど、ギター・ポップのファンではないんだ。元々バンドを始めた時にギタリストが2人居たから、ギター・ポップのファンと思われたりする事もあるけれど、でも、実際は違うんだ。ギター・ポップのファンではないんだ。

メデリック(g.)当初からケミカル・ブラザーズとかカーティス・メイフィールドを聴いてたりとかしてたし、ピアノであったり、違った楽器も聴いてたしね。

グザヴィエ(Vo.)まぁ1stでギターは使ってたけれど「ハート・ビート」も全くギター・ポップとは言えないし、今回のアルバムでは「ヒア・カムズ」と言う曲でギターを結構使っているけれども、これもギター・ポップとは言えないかな。

―― なるほど。ポップについての強いこだわりが伝わります。実際、この「フォスベリー」は2年半ぶりのニュー・アルバムですが、このアルバムとは別の内容の音源、方向でアルバムを作ろうと言う考えも浮かんできたりはしませんでしたか??

グザヴィエ(Vo.)かなり長いレコーディング期間だったけれど、大体のおおまかなプランはあって、曲作りをずっとやっていてレコーディングってわけではなかったから。おおまかなプランとしては、グルーヴィーなパーティー・アルバムを作りたかったって言うことと、ドラム・マシーンとかからグルーヴを最初に拾って行って、リズムを作ってから曲を作るって事が多かったかな。ただまぁ、ルールも無かったし、これって言う明確な方向性もなかったから、割とおおまかなぼんやりとした方向性ではあったかなぁ。。。全てを途中で変えようと言う事は無かったよ。

―― 今回のアルバムでの一曲目が「ビッグ・デイ」で、『パズル』のアルバムの一曲目「イエロー・バタフライ」とは路線が変わったな…と、一聴しただけで分かりますが、一曲目にもってくる曲はどんな部分を重視して選んでますか?

グザヴィエ(Vo.)オープニングの曲は凄く大事だよねー!!アルバム全体のムードを作ってくれるのが一曲目であって、アルバムがどんなものになるのかって言うのを示唆してくれるものでもあったりするからね。2ndアルバムの「ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル」の時もそうだったんだけれど、「ウォールペーパー・・・」は実験的なトラックが凄く多くて、まぁ、今回は実験したんだよ、オーケストラとかプログラミングとか、今までと違う事をやってるんだよって言う事を表すものだったから一曲目がああ言うものになったんだ。で、「フォスベリー」も、アルバムの後半の方にグルーヴ感を感じられる曲が凄く一杯あるんだけど、そう言ったものが「ビッグ・デイ」で感じられる曲だったし、自分達が変わった、変化をしたんだ、新しい方向性へ行ってるんだって言う変化を見せれるものでもあるし、あと、クラシックなベースのリフみたいなものも入ってたりして、そう言った要素も垣間見れたりするし、まぁ、「イエロー・バタフライ」も最初にもってきたって言うのは、色んな意味で曲を選んでいるんだよね。三枚のアルバムの中で、「ビッグ・デイ」が一番ダイレクトに、ストレートな曲作りのものなんだ。「イエロー・バタフライ」にしても「ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル」にしても、ちょっと複雑な構成になっていたから、今回のこの「ビッグ・デイ」はとてもストレートに表現した曲なんだ。

―― アンディ・チェイスが今までは全てのプロダクションに関してリードしてましたが、今回、その手を離れたのはどうしてですか?

グザヴィエ(Vo.)「ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル」のレコーディングの後に、彼と色んなディスカッションをして、これ以上僕がやれる事は無いんじゃないかって言う結論に達したんだ。でも、僕達は友達だし、色々な事を話したりもするし、彼から色々学んだりしてるんだけれども、アンディ自身も、TAHIITI80って言うバンド内だけでやって行けるんじゃないかって結論にも達したし、あと、他の人ともコラボレイションしてもいいんじゃないかなって事も思って、今回手を離れたんだ。

―― 今回のアルバムではアウトキャストを手掛けたNeal PogueやN.E.R.D.を手掛けたSerban Gheneaが「フォスベリー」をプロデュースしていますが、今後、HIP HOPやソウル方面に向かって行く予定があるから、今回彼等とタッグを組んだのですか?

グザヴィエ(Vo.)僕達が去年聴いてたんだ。レコーディングの前に聴いてて、いいなー!って思った二枚が、アウトキャストだとアンドレ3000の「ザ・ラヴ・ビロウ」で、N.E.R.D.は1stアルバム「イン・サーチ・オブ・・・」だったんだ。それに関わってる二人のプロデューサーを起用して行こうって気持ちが最初から高かったよ。彼等はHIP HOPとかソウルの分野から出てきて、ポップとかメロディーを活用してった人達だから、自分達も別の意味で同じ様な事をやっているのではないかと、ポップ的なものから出てきて、ソウルとかHIP HOPとか違ったジャンルの要素を取り入れて行きたいなと思ったんだ。特にこの二枚のアルバムのサウンドが素晴らしかったからね。ミキシングも非常にパワフルだったよ。だからアルバム作りの初期の方でそう言ったサウンド・テクニシャンを入れて行きたいなって言うのは気持ちの中であったんだ。

―― アートワーク、デザインの面でエリザベス・アーキポフとローラン・フェティスが手掛けて来ましたが、今回、初めてメンバーがジャケットに登場するとお聞きしましたが、今までメンバーがジャケットに登場しなかったのは何故ですか?また、どうして今回登場しようと思ったのですか?

グザヴィエ(Vo.)僕等はとてもハンサムなバンドメンバーだからさ(笑)世の中の人達にもちょっと知ってもらおうかなと思って、そろそろアルバムの表紙にも登場してもいいんではないかなと思ってね(笑)

―― なるほど!!(笑)メンバーと一緒にパンダも居ますが、これはメンバー自身の希望?それともデザイナーの意図?

グザヴィエ(Vo.)ペドロのアイディアだよ! いつも写真撮影とかあると、ペドロが「パンダのスーツを持ってきてくれよ〜」とか、ステージでもそう言う風に言ってたんだけど、今までやった事が無かったんだ。或る写真では、実際にペドロがパンダのスーツを着てるんだけどね(笑)

―― 拝見させて頂きました。嬉しそうな表情でしたよね(笑)

ペドロ(bass.)うんうん(にっこり)

グザヴィエ(Vo.)5人目のメンバーがパンダなんだ(笑)「チェンジズ」のビデオとかでも、ディレクターのアイディアで、テディー・ベアの頭をつけたダンサーが登場したり、アルバムのジャケットもローラン・フェティスがパンダをちょっと入れてみたりとか、元々は冗談から始まったものが、こんな風に5人目のメンバーになったんだ(笑)


―― じゃ、特にパンダに思い入れがあったってわけでもないんですね?(笑)

グザヴィエ(Vo.)容姿がなんとなくテディーベアっぽいって言うか、ほら、毛深かったりするし(笑)ペドロの体格みたいなものとか、そう言ったものからもパンダって言うものを連想したかな(笑)

―― なるほど(笑)では、最後の方の質問になりますが、自分達の音楽を作る上で、最も大事にしている事は何ですか?

グザヴィエ(Vo.)とっても難しい質問だな・・・具体的には答えられないけど、いいメロディーを描くって事は常に心掛けているし、キャッチーな曲を常に自分達でも模索しているよ。でも同時に楽器とかリズムとかで実験的な事をやって行きたいって気持ちもあるし、だからそれが結構ポップ・ミュージックの矛盾するところで、コマーシャルなメロディーにして行かなきゃいけないんだけど、常に実験的な事はやって行きたいなって思ってるよ。ビートルズとかも常にいい曲は描いてたけど、常に実験的なものをやって新しいものを発見していたので、それがうまくいいバランスで作れればいいかなと常に心がけているよ。

―― では、最後に日本のファンにメッセージを!!

グザヴィエ(Vo.)いつもサポートしてくれて有難う!また日本でライヴをやりたいよ!前回来日ライヴが出来て、日本のオーディエンスの為にプレイ出来て良かったよ。今度来る時は恐らく春になるよ!今まで夏、秋、冬と来た事があるけれど、春に来た事は無かったから今回初めての春公演になると思う。新しい曲をやれるのも楽しみだけど、春の日本を見れるのもとっても楽しみにしているよ!

(取材:磯山みゆき)

※2005年アルバム発売時の取材記事です。

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生と死、そして・・・愛
RADWIMPS

インディーズ時代から注目を浴びていたRADWIMPS、若干20歳が思い考える事とは、いまや“生と死”についてなのだろうか?RADWIMPSの曲を聴いていると、どうしてこんなに切なくて哀しくてやりきれなくなってしまうのだろう。何とも言えない感情が心に突き刺さって、涙が出そうになってしまう。

メジャー・デビュー・シングル第一弾となった曲が「25コ目の染色」。生と死に重みをおいた、究極のラヴ・ソングである。まず、歌詞だけをじっくりと読んでほしい。歌詞をサラリと聴き流す程度にはして欲しくはないからだ。

“あなたが死ぬその まさに一日前に 僕の 息を止めてください これが一生のお願い”

誰もが思う事、それは愛する人の死を目の当たりにはしたくはないと言う事。そんな思いと、それ以上の前向きな願いがこの曲には詰まっている。過去の作品を聴いてみても、彼等は生と死をテーマに唄っている事が多い。

=インタビュー=

―― 音楽を始めたのは何歳の時ですか?始めたきっかけは何ですか?

中学生くらいの頃、オアシスを聞いて。家にあったギターでコードを覚えて歌ってました。

―― バンドを結成したのはいつ頃ですか?

高校1年生で。今のギター桑原と、5人で始めました。

―― バンド名の由来を教えて下さい。

RAD:いかす、かっちょいい等といった意味の英語。
WIMP:しょぼい、いじめられっこ、弱虫(桑原)等といった意味の英語。二つをくっつけた、造語です。


―― いつ頃から現メンバーで活動をしていたのですか?

高校3年の時、受験をしようと思っていったん休止。合格して、再開しました。

―― 『何十年後に「君」と出会ってなかったアナタに向けた歌』と言う楽曲がありますが、この曲にはどう言った意味がこもっているのですか?

今、自分には好きな人がいて、その人に出会っていなかった自分に向けた歌です。

―― 歌詞は実体験を描く事が多いですか?それともフィクションですか?

全て実体験です。

―― メジャー・デビューして、何か変わった事はありますか?

インディーの頃と同じスタンスでやってますよ!

―― 第一弾メジャー・シングル「25コ目の染色体」は究極のラヴ・ソングでしたが、生と死についても同時に唄ってますよね。「祈跡」なんかもそうでしたけれども、生と死について考える事は多いですか?生と死をどう捉えてますか?

ふと、たまに思うくらいですね。結局、色々考えると最後にいきつくのはそこになる気がする。。。

―― 歌詞を書く上で、一番どの様な点に気を遣いますか?

一度書いてみて、自分が言いたい事は本当にこれなのだろうか?・・・と、何度も自問自答を繰り返します。結構大変!

―― ニュー・シングル「イーディーピー〜飛んで火に入る夏の君〜」はどんな曲ですか?

これは聴いて、ただ感じてもらいたいです。

―― “イーディーピー”はどんな意味ですか?

特に意味はないんです。

―― この曲が出来るまでにどれくらいの時間がかかりましたか?

時間は普段めっちゃかけるんですが、この曲は勢いでバァーっと。

―― これはスロウな曲?

ジェットコースターみたいに飛び回るサウンドです。

―― カップリングの「ささくれ」はどんな内容の曲ですか?

2ndアルバムの頃にあった曲で、今では書けないようなストレートな表現になった気がします。

―― メジャー第一弾アルバム『RADWIMPS 3 〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』が2006年2月15日に発売しましたが、どんな内容に仕上がりましたか?

自分たちが一番聞きたいものをまとめたとゆーか。自信作です。ドキドキ。ワクワク。

―― アルバムのテーマとなっているものは何ですか?

『RADWIMPS』

―― 逆に、アルバムの裏テーマはありますか?

『RADWIMPS』

―― そのアルバムに自分達でキャプションを書くとしたら、どう書きますか?

変態バンド、「RADWIMPS」の変態アルバム。

―― (笑)私なら迷わず手にしますね。。。
アルバム制作時、苦労する点や楽しい点はどんなところですか?

今回は、スタジオでメンバーの顔を見ながら一発録りをしたのが楽しかったです。

―― ライヴの事について少しお聞かせ下さい。2005年のサマーソニック初出演、とても堂々としたステージが印象的でした。大人気のフェスに出演出来ると知った時の心境と、実際に出てみての感想をお聞かせ下さい。

まさか出られるとは、思わなかった!!緊張したけど、とても楽しめました。レコーディングにも役立ちました。

―― 多くのLIVEをこなして来ていると思いますが、LIVE中楽しかった事、また、辛かったエピソードなんかがあれば教えて下さい。

広島で桑原と2人で感電しました。(ステージで。)

―― 感電!?!?・・・無事で何よりです!
2005年9月のワンマンライヴでは動員数1000人を記録してますが、実際その数を目前にして緊張はしませんでしたか?その時の感想をお聞かせ下さい。

前日から寝られなかった。たった4人を見にあれだけたくさんの人が来てくれたと言う事実に、いまいち実感がわかなかった。とにかく嬉しかった。

―― 全体的に歌詞の長い楽曲が多いですが、LIVE中にとんだりはしませんか?

たまにします。そんな時は泣いたフリしたりします。

―― (笑)今度泣いた時は、じーっと見つめます(笑)
COUNT DOWN JAPAN 05/06にも出演しましたが、感想をお聞かせください。

やばかった!!他のアーティストさんのライブもたくさん見れて楽しかった。

―― 影響を受けたアーティストはおりますか?

oasisです。

―― 最近お気に入りのCDは何ですか?

最近はユーミンの「ノイエ・ムジーク」を良く聞いています。あと、James Bluntの「You're Beautiful」

―― 音楽以外に好きな事って何ですか?

学校に行ったり、友達がいたりの生活は、音楽より大切な気がします。

―― あなたにとって音楽とは?音楽に何を求めますか?

趣味。ずっとそうやっていきたいです。

―― 最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。

うちらが一番聴きたかったようなアルバムになりました。1曲1曲にドキドキ、ワクワク出来ると思います。楽しんで下さい!!

―― ありがとうございました!!

(取材:磯山みゆき)


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現在2ndアルバムも発売している彼等、勿論このアルバムの中でもジャンルと言う壁を跳び越えたサウンドと、とてつもなく深い歌詞を感じる事が出来る。

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2007年2月7日には初のDVDが発売される。インディーズ時代のPVは勿論、最新シングルPVまでをも堪能出来る仕上がり。他にも、ライブ映像や、レコーディング風景も堪能出来る、ファン待望の魅惑のDVD!!

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音楽17:02comments(3)|-|
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Waking AshlandのJonathanにインタビュー!!
waking ashland

── バンド名の由来を教えて下さい。

僕たちのバンド名は、オレゴン州にあるアシュランドと呼ばれる小さな町から由来しているよ。

── Waking Ashlandとして一番最初に作った曲は何ですか?それはスムーズに作れましたか?

僕たちが最初に作った曲は、『I AM For you』だよ。それは自然に出来たね。実際に時間もかからなかった。いい曲っていうのは、いつもそんな感じで出来るんだよ。

── なるほど。では、日本デビューが決定した時のお気持ちをお聞かせ下さい。

僕たちは本当に興奮していたよ!だって、きっとプロモーションのために日本にくるチャンスがあるだろうって思っていたからね。僕たちメンバー全員日本に行った事がなかったけれども、日本で友達を作ったり、日本の文化に触れるって言う夢が叶ったよ!!

── 初来日ライヴお疲れ様でした。ライヴチケットは即完売と物凄い勢いを見せていましたが、ライヴが終わった感想をお聞かせ下さい。

東京と大阪でプレイした事はとってもすばらしい時間だったよ。沢山の人が来てくれたり僕たちを支持してくれた事は本当に嬉しかったしね。それに、僕たちの音楽に合わせて沢山の人が歌ったり踊ったりしているのを見て、とっても力づけけられたよ。あとは、サウンド・クルーもとても素晴らしかったよ。

── ライヴ中、機材のトラブルもありましたけれど、とてもアット・ホームな感じでライヴを進めてましたよね。若干、緊張している様にもお見受けしましたが、焦ったりしませんでしたか?

ある楽曲で、僕たちの機材にちょっとしたトラブルが起こったんだ。でも、それがライヴを台無しにしたわけじゃなかったよ。僕たちはそのトラブルを解決して、ただ何も無かった様にライヴを続けたんだ。ライヴをする時は、時折トラブルに遭遇したりする事もあるからね、仕方ないよね。

── ある意味、それがライヴの面白さでもありますからね。さて、デビュー・アルバム「Composure」ですが、アルバム制作時、どんな所に気を遣いましたか?

僕たちはエネルギッシュで、かつて僕たちに影響を与えたようなストレートなな音楽を作ろうということに気を遣ったよ。

──「Composure」に収録されている楽曲の中で、一番時間がかかった曲、思い入れの強い曲はどれですか?

『Rumors』は時間がかかったなぁ。。。個人的には『October Skies』が一番思い入れが強いね。

── 楽曲の中でも重要な位置を占めているのがピアノ・サウンドだと思うのですが、曲を作る時はピアノで作る事が多いですか?それともギターですか?

僕は曲を作るときは、いつもピアノからスタートするかな。それか、頭の中にあるメロディーを歌ってヴォイス・レコーダーに録音する事から始まる事もあるね。

── コーラス・ワークもとても綺麗だなと感じましたが、声の重ね方なんかも重要視してますか?


声の合わせ方は特には気にしていないかなぁ。僕はとってもハーモニーが好きで、よくコーラスにハーモニーを入れるのさ。

── 過去「WARPED TOUR」に参戦してかなりの注目を集めたと伺ってますが、大きな舞台での演奏は緊張しませんでしたか?

日本でプレイした方がもっと緊張したよー!! Warped Tourで演奏したのは僕たちにとって良い時間だったよ。沢山の素晴らしい人たちやバンドに出会えたからね。

── 日本の方が緊張したんですか(笑)余りそうは見えませんでしたよ。Waking Ashlandとして活動を始めてから、ライヴをこなすのは何回目になりますか?

240回目!!

── かなりの数をこなしているんですね。そんな中でも一番思い入れのあるライヴは何のライヴでしたか?

Maeと一緒に行ったフィラデルフィアでのライヴかな。ただ、それが僕たち初めてのソールド・アウトのライヴだったからね。日本で行った2箇所のライヴもかなり思い入れがある方だよ。日本でのライヴは素晴らしかったよ!! 日本のファンのみんなのライヴの見方はとっても違ったからね。僕たちが曲を演奏している間、みんなとても静かに聴いてくれているのが本当に良かったんだ。これはアメリカでは無い事だよ。。。僕たちが静かな曲をやると、オーディエンスが話をしているのが聞こえてくるんだからね(笑)

── そうなんですか(笑)ライヴで期待する事は何ですか?

うーん、、、僕たちは、特に何も期待せずにライヴに挑むようにしているんだ。沢山期待すると大抵ガッカリしてしまうからね。それに、僕たちは流れに任せることが好きなんだ。ただライヴをスタートさせるだけさ。

── それでは少し、曲作りについてお聞きしたいのですが、新曲を作る時は直ぐにアイディアが浮かぶ方ですか?それとも時間がかかる方ですか?

うーん、両方かな。。。曲によるかな。勿論アイディアがすぐに浮かんでくれれば良いんだけどね(笑)

── 次のアルバムの構想、もしくは願望なんかがあれば教えて下さい。

僕は、次のアルバムはもう少し激しくしたいと思っているんだ。同時に、開放的なサウンドを作れればとも思っているよ。メロディーは1stアルバム同様に、またメロディアスになるだろね。

── 影響を受けたアーティストはいますか?

Coldplay、 U2、 Weezer、 Jimmy eat world、 Joe Jackson、The Pixies、 そして Billy Joelに影響を受けたよ。

── 今、注目してるアーティストはいますか?

SherwoodとcopelandとAugustanaだよ。

── 今後、共演してみたいと思うアーティストはいますか?どんなステージでやってみたいですか?

Coldplay、Foo fighters、Weezer・・・、彼等全てとだね!! どんなステージでもいいかな。うーん、、、多分、小さなクラブなんかでやれたら最高だね!!

── 是非実現させて下さい。楽しみにしています!! それでは最後に、ファンに向けて一言お願いします!

僕たちは、日本のファンの人たちがとても好きです。みなさんの沢山の応援があればこその僕たちです。日本のみんなにこれからも僕たちのことを伝えて行きたいです。またすぐ日本に戻ってくることを楽しみにしています!!

── 有難うございました。

※2005年7月13日に行われた時の取材記事を再度アップしました。
(取材:磯山みゆき)

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ソウル&グルーヴ、これこそがBen Harperの真骨頂
ベン・ハーパー

既に音楽界ではカリスマ的存在のBen Harper。スティール・バーを滑らせワイゼンボーンを弾きこなす姿がとにかく印象的。まろやかな音色が特徴的なこの楽器を自由自在に操って、ブルース、ファンク、ソウル、ロック、レゲエと、多岐に渡ってジャンルを融合し、個性を強調した温もりのある楽曲を作り上げている。
近年ではサーフ・ミュージック・シーンからのファンも多く取り入れ、更なる魅力が引き出されている。

7枚目となるこのアルバムは2枚組の大作。ハイ・ボルテージで仕上げられた質感が漂う作品でもあり、圧倒的なギター・プレイは勿論、孤高のギター・ヒーローの目線で描かれたハイ・クオリティーな楽曲の数々がたっぷりと収録されている。彼が訴える社会的メッセージには孤独感を感じてしまう部分もあるが、容赦なく聴き手の胸に突き刺さる音楽を奏でられるのも彼にしか出来ないテクニックと才能と言えるだろう。

(文:磯山みゆき)

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