これはマスト!! 2021-01-15T21:18:37+09:00 ライター、磯山みゆきがお薦めする商品を一挙ご紹介!!
音楽を中心にお薦めアイテムをどんどん紹介!!
取材記事も時々アップ!!どうぞお見逃しなく!!
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※本ブログに掲載されている画像・文章・PV等、全ての内容の無断転載・引用を禁止します。 JUGEM Jeeptaファースト・アルバム「傾向と対策」リリース!! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=75 2009-06-06T14:10:00+09:00 2009-07-13T11:17:31Z 2009-06-06T05:10:00Z Jeepta初の1st Full Album『傾向と対策』が2009年6月17日にリリース !!ライヴ会場限定で販売されている「心」のPVが遂に公開!!この新曲は1stアルバムにも収録される。
JUGEMテーマ:音楽 磯山みゆき 音楽 Jeepta初の1st Full Album『傾向と対策』が2009年6月17日にリリース !! ライヴ会場限定で販売されている「心」のPVが遂に公開!! この新曲は1stアルバムにも収録される。
JUGEMテーマ:音楽 ]]> FUJI ROCK FESTIVAL'09 出演者発表! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=74 2009-03-05T13:03:00+09:00 2009-03-05T04:39:18Z 2009-03-05T04:03:00Z 7月24(金)、25(土)、26(日)の3日間、今年も行われるフジロックの出演者が早くも発表。現在のラインナップはこちら。
THE AGGROLITES
ANIMAL COLLECTIVE
BAD BRAINS
BASEMENT JAXX
BEN HARPER & RELENTLESS 7
THE BLOODY BEETROOTS
COMEBACK MY D... 磯山みゆき 音楽 現在のラインナップはこちら。
THE AGGROLITES
ANIMAL COLLECTIVE
BAD BRAINS
BASEMENT JAXX
BEN HARPER & RELENTLESS 7
THE BLOODY BEETROOTS
COMEBACK MY DAUGHTERS
CROOKERS
DIPLO
EASY STAR ALL STARS
FAKE BLOOD
FALL OUT BOY
FRANZ FERDINAND
funky METERS
GANG GANG DANCE
THE GASLIGHT ANTHEM
GONG
HAYLEY SALES
THE HIGHER
THE JAPANESE POPSTARS
JEFF LANG
JUSTIN NOZUKA
LONGWAVE
M83
MELVINS
PATTI SMITH
POLYSICS
ROWLAND HOWARD
ROYKSOPP
SIMIAN MOBILE DISCO
SYSTEM 7
TWISTED WHEEL
THE VIRGINS
WEEZER ]]>YUEY「赤い鉄塔」PV公開! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=73 2009-02-16T10:51:00+09:00 2009-02-17T05:33:12Z 2009-02-16T01:51:00Z
JUGEMテーマ:音楽 磯山みゆき 音楽
JUGEMテーマ:音楽]]>Jeepta、COUNTDOWN JAPAN08/09出演(CDJ 12/31) http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=70 2009-01-04T03:39:16+09:00 2009-01-12T05:00:49Z 2009-01-03T18:39:16Z
毎年、年末年始恒例のお祭り騒ぎと言えば、「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN」。多くのアーティストが参加するこのフェスティバルは、寒さをも吹っ飛ばす、国内ロック好きにははずせない大イベントである。その「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に、Jeeptaも出演。
2... 磯山みゆき 音楽
毎年、年末年始恒例のお祭り騒ぎと言えば、「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN」。多くのアーティストが参加するこのフェスティバルは、寒さをも吹っ飛ばす、国内ロック好きにははずせない大イベントである。その「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に、Jeeptaも出演。
2008年10月にデビュー・ミニ・アルバム「進化論」を発売し、全国各地ツアーをまわってきた彼等の集大成ともなるワンマンライヴを12/28に稲毛K's Dreamにて開催。その興奮も冷めやらぬまま、12/31のCOUNTDOWN JAPAN 08/09のcosmo stage出演である。音楽の祭典と言っても過言ではない大舞台で、彼等がどんなステージを見せてくれるのか、とにかく楽しみであった。
出演前のステージ転換時には、観客も数えるほどしか居なかったにも関わらず、サウンドチェックが始まるや否や、Jeeptaの楽曲に反応してゾロゾロと集まり出し、幕開けと共に会場は多くの観客で埋め尽くされていた。一曲目の「Loop」で観客を瞬時に虜にし会場中が一気にヒートアップ。音だけではなく、体全体で表現する彼等の情熱は、その日彼等を観る人が殆どであろうにも関わらず、彼等のひたむきな音楽魂や情熱はあっと言う間に観客にも伝わり、ハイボルテージ。間髪入れずに「フレグランス」「シナリオ」を披露し、ラスト「リコール」で締めくくった。
ミニ・アルバムを発売してからというもの休む暇なく全国各地をまわり、COUNTDOWN JAPANに出演決定というビッグイベントを異例のスピードで成し遂げ、観ているこちらが思わず感動でむせび泣いてしまいそうになる程に、鳥肌がたったステージであった。
公演後、「緊張はしました?」と聞いてみたら、「緊張はしませんでした、楽しく出来ました」と笑顔で答えてくれたJeepta。今年は更なる飛躍を見せてくれることは間違いないだろう。
“ねぇ ありがとう”
このフレーズを、観ているこちらが彼等に伝えたい・・・そう思わせてくれた最高のステージであった。
(文・磯山みゆき)
Amazon.co.jp ウィジェット
■Jeepta Official Web Siteはこちら
]]>capsule、満を持してニュー・アルバムをリリース! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=69 2008-11-18T20:19:00+09:00 2009-02-16T02:46:15Z 2008-11-18T11:19:00Z Perfumeのプロデュースでも注目を集めた中田ヤスタカことcapsuleが満を持してニュー・アルバム『MORE! MORE! MORE!』をリリース!真骨頂でもあるリズミカルでダンサブルな打ち込みサウンドが満載の新作は、中田ヤスタカの神業が繰り広げられている一作。アルバムタイトル... 磯山みゆき 音楽 (文・磯山みゆき)
capsule「MORE! MORE! MORE!」
]]>LOST IN TIME、切なさ、そして・・・「希望」 http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=68 2008-11-17T23:42:00+09:00 2009-02-16T02:39:21Z 2008-11-17T14:42:00Z 叙情的な歌詞、哀愁漂うメロディー、心がつまる様ななんとも言えない感情を突き刺してくるLOST IN TIMEが、数年前の印象を蹴散らかすかの様にポジティブなリリックで心を突き動かすニュー・シングル「希望」を11/19にリリース。誰もが経験する様なことをあるがまま唄って... 磯山みゆき 音楽 誰もが経験する様なことをあるがまま唄っているからこそ、いつでも心にスンナリとしっとりと、そして前向きに響いてくるのだろう。 『心の傷を完全に治す事なんて出来ないのかも知れないけれど、世界は変わり続けるけれど、変わらない世界もある・・・そう、それは僕の気持ちだよ』 揺るがないものが其処にはあって、揺るがないものこそが本物と教えてくれる、そんなポジティブなメッセージ・ソングともいえるだろう。 “サヨナラは言わずに行くから、いつかまた逢えるよ” 「希望」はいつも孤独で、それでいて強い・・・そんな思いもよぎる一曲は、寂しさを抱えている人にも聴いてもらいたい一曲だ。 (文・磯山みゆき)
LOST IN TIME「希望」
]]> hare-brained unity、ディスコサウンド炸裂! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=67 2008-11-16T16:39:00+09:00 2009-02-16T02:52:48Z 2008-11-16T07:39:00Z “世界照準のnew wave、dance rockを世界へ発信”がキーワードの新レーベルMAKAI record第一弾でもある、hare-brained unityの最新アルバム『RECENT DISCO SYSTEM』が発売した。彼等の真骨頂でもあるディスコ・サウンドは健在。哀情漂うリリックが切なく響き渡りながらも何... 磯山みゆき 音楽 (文・磯山みゆき)
hare-brained unity「RECENT DISCO S」
]]>People In The Boxの3rdアルバム遂に完成! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=66 2008-11-15T21:11:33+09:00 2008-11-15T12:19:07Z 2008-11-15T12:11:33Z 透き通る歌声がはかなく響きながらもバックボーンは力強く、轟音ギターをかき鳴らし絶妙なバランスで独特なる世界観を繰り広げているPeople In The Boxの3rdアルバムが12月3日に発売となる。激動、静寂、それらの二面性をあわせもち、思わず口ずさみたくなるメロディアス... 磯山みゆき 音楽
(文・磯山みゆき)
■『Bird Hotel』はこちら
]]> reach up to the universe、ファースト・アルバム発売! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=65 2008-11-13T01:05:11+09:00 2008-11-15T12:21:12Z 2008-11-12T16:05:11Z SUPERCARをも彷彿とさせるメカニカルなニュアンス、そこにプラスされるチェロの音色、それでいて轟音ギターでエモーショナル・・・実に豊富な音色を持ち合わせるメロディック・エモ・ロック・バンドreach up to the universeの待望のファースト・アルバムがリリース。ジミ... 磯山みゆき 音楽
(文・磯山みゆき)
]]> “ワン・ナイト・オンリー”アークティック・モンキーズ アット・ジ・アポロ http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=64 2008-10-26T14:39:47+09:00 2008-10-28T06:11:39Z 2008-10-26T05:39:47Z
緊急告知!!!!!
2008年10月28日(火)20:00〜
世界最強のモンスターバンド “アークティック・モンキーズ”による、ライブを超えたライブ体験が遂に日本上陸!
1夜限りの世界同時多発スペシャル上映決定!
“ワン・ナイト・オンリー”アークティック・モンキー... 磯山みゆき 音楽
緊急告知!!!!!
2008年10月28日(火)20:00〜
世界最強のモンスターバンド “アークティック・モンキーズ”による、ライブを超えたライブ体験が遂に日本上陸!
1夜限りの世界同時多発スペシャル上映決定!
“ワン・ナイト・オンリー”アークティック・モンキーズ アット・ジ・アポロ
【上映概要 】
イベント名称 : ワン・ナイト・オンリー
作品タイトル:アット・ジ・アポロ
上映時間:76分 上映方式:2Kデジタルシネマ
日程 : 2008年10月28日(火) 開始時間 : 20:00 -
料金 : 2,000円
劇場 :
東京: TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
大阪: TOHOシネマズ なんば
名古屋: TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
詳細はこちら↓
PCの方はこちら
携帯の方はこちら
ワン・ナイト・オンリー アークティック・モンキーズ アット・ジ・アポロ(日本語)
Arctic Monkeys At The Apollo – ONE NIGHT ONLY-公式サイト(英語)
]]>Jeepta『進化論』発売!独占インタビュー! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=63 2008-10-21T16:07:38+09:00 2008-10-23T01:26:27Z 2008-10-21T07:07:38Z
アクセスアップのコツ
■Jeepta独占インタビュー(2008年10月11日)
―― 『進化論』が10月8日に発売となりましたが、反響などは感じていますか?
サトウ(Ba.)「そうですね。ネットで“Jeepta”と検索すると、知らない方がブログに書いて下さっていたりして、そういう身... 磯山みゆき 音楽
アクセスアップのコツ
■Jeepta独占インタビュー (2008年10月11日)
―― 『進化論』が10月8日に発売となりましたが、反響などは感じていますか?
サトウ(Ba.)「そうですね。ネットで“Jeepta”と検索すると、知らない方がブログに書いて下さっていたりして、そういう身近なところで感じる事もありますね。」
―― 今日のライヴもショッピングモールという事もありましたので、いつもと違う感じでもあったと思いますが、ショッピングモールでのイベントは初めてですか?
石井(Vo./Gt.)「そうですね、初めてやらせて頂きました。普段ライヴハウスに観に来てくれるお客さんとは違うので新鮮でしたね。お子様からおじいちゃんおばあちゃんと人生の先輩まで幅広かったので、それぞれの年齢で感じ取れる事ってものがあったんじゃないかなと思いますし、楽しくやらせて頂きました。」
青木(Dr.)「小さい子が多かったので、大きな音出してビックリしないかなーって思ったりしましたね(笑)」
choro(Gt.)「僕はいつも前を観てプレイするというわけでもないのですが、今日はいつもと違うという雰囲気は感じ取りました(笑)」
―― 前回、アルバムを作る時に、曲順を決めるのが一番難しいと言ってましたけれども、今回の『進化論』も曲順には時間がかかりましたか?
青木(Dr.)「『シナリオ』の時よりはすんなり決まりましたね。」
―― 「リコール」が一曲目を飾りましたが。
石井(Vo./Gt.)「『進化論』でライヴをするなら「リコール」が一曲目かなって感じで、インパクトもありますし、『進化論』では一曲目がふさわしいかなと思いましたね。」
―― 今回のミニ・アルバムでは“情”という言葉が意外と多く出てきて奥深さを感じましたが。
青木(Dr.)「それを聞いたら虚しくなっちゃうかも!?(笑)」
―― そうなんですか?(笑)
石井(Vo./Gt.)「虚しくならないですよ(笑)」
サトウ(Ba.)「人間くささが増したって事ですかね?(笑)」
石井(Vo./Gt.)「特に深い意味はないんですが、曲にあわせて出てきた言葉って感じですね。」
―― なるほど。アルバムの中で一番苦労した楽曲はありますか?
サトウ(Ba.)「「my way home」かな・・・」
青木(Dr.)「「リコール」も意外と時間がかかった気がしますね。」
―― すんなりいった楽曲は?
サトウ(Ba.)「「CONTINUE」は僕の中ではすんなり行った楽曲な気がしますね。3回くらいやってみて骨組が出来たって感じでしたから。「四季、是、色」も、ある時を境にすんなり行った感じでしたね。」
―― 「進化論」は今までにない印象を受けますが。
石井(Vo./Gt.)「実は、スローな曲のほうが得意なんです、僕。最近は特にアップテンポの曲のほうが多くなっていましたけれども(笑)」
―― そうなんですか!その「進化論」をアルバムのラストにもってきたのは何故ですか?
石井(Vo./Gt.)「悩んだんですけれど、「進化論」は一番素直に歌詞を書いているので、テーマとしても自分の人生にとって大事なテーマでもありますし、あとは尊重して行くっていうのが全ての楽曲にあるので、それは軸としておいておきたいなって感じでもありますね。」
―― なるほど。「進化論」の中でも唄われていますが、皆さんにとって変わるものと変わらないものって何ですか?
サトウ(Ba.)「いつでも物事を肯定から入るようにしたいなって思っていますね。それによって変わっていくものもあると思いますし・・・変わらない部分っていうのは、嘘をつかずに生きて行きたいって部分ですね。」
青木(Dr.)「私は、ライヴは観ている方に伝わるように全部唄いながら叩いていたんですけれども、楽曲によって違いが出てきた感じはしますね。唄わないで叩く曲があってもいいんだな、その方が伝わる事もあるなっていう楽曲だったり、でも、根底にあるものは変わっていなくて・・・大事な事が伝わっていればいいなって思う部分は変わらないですね。」
choro(Gt.)「僕は基本的に流されやすい人間なので、そうですね・・・変わらないものを持とうって感覚が自分の中では取り立てなくて、むしろ変わって行きたいと思う人間だと思いますね。変わろうと思っても変われないし、変わらないと思う心が変わり兼ねない場合もありますしね。逆に、自分は、昔と何が変わってないのか?って聞きたい位ですね(笑)」
―― なるほど(笑)「フレグランス」ではchoroくん節が炸裂していましたが、これは作るのは大変でしたか?
choro(Gt.)「基本的に、僕が曲を作って持って行く時は、ギター以外のパートも打ち込んで持って行くのでそんなに大変ではなかったんだけれども、きっと歌のほうが・・・歌をのせる側が大変だっただろうなと・・・(笑)」
―― 歌、大変でした?
石井(Vo./Gt.)「大変でした(笑)choroが持ってくる曲は歌メロは入っていないので、既にインスト的に完成しているって感じだったので、どういう感じで歌をのせようかとは考えましたね(笑)」
choro(Gt.)「今回は遊んじゃった的な感じもありまして・・・(笑)思いっきりギターメインで作って持って行っちゃったので、ある種のセッションワーク的な感じでしたし、これに歌をのせられるのか!?みたいな感じで(笑)」
―― 挑戦状?(笑)
choro(Gt.)「そう(笑)のせられるならのせてみろ!という挑戦的な遊び心もあり(笑)」
―― あはは。それは石井くんはどんな感じで受けとりました?(笑)
石井(Vo./Gt.)「最初、歌いらなくね?って感じで(笑)普段のアレンジとはまた逆のパターンだったので。普段は歌の隙間にギターを入れて行くって感じなので、サビはどうしようかな・・・とか、どういう音色をのせればギターを殺さずに済むかな・・・とか、唄に関してはレコーディング直前まで考えましたね。」
―― 『進化論』の中でそれぞれが思い入れが深い曲は何ですか?
青木(Dr.)「私は「リコール」・・・(笑)初めて思い通りに行かなかった・・・」
一同笑
青木(Dr.)「このフレーズ却下!とか色々あったので(笑)それだけ苦労もしましたし結構悩みましたので、この曲が色々な意味で思い入れが深いですね。」
サトウ(Ba.)「でも、その分、叩いてて今は一番気持ちがいい、と。」
青木(Dr.)「それ私が言おうと思ってたのに、なんで言っちゃうのー(笑)」
一同笑
青木(Dr.)「自分の思いとか、そういうのを伝えるのはこんな感じだっていうものが昔からあったんですけれども、「リコール」はそれが一番よく分かった曲でもあるので、一番思い入れが強いですね。」
サトウ(Ba.)「僕は、踊れる曲にベクトルが向いてきているので「フレグランス」への思い入れが強くなってますね。演奏していても楽しいし聴いてても踊れるし。」
―― choroくんは?
choro(Gt.)「そうですね・・・今までと違って、ギターソロをしっかりと弾いているのが「my way home」なんですね。いつもアドリブ的な感じで弾く部分も多かったりしましたけれども、レコーディングの段階からカッチリと考えて作って弾いてますので、思い入れがありますね。」
石井(Vo./Gt.)「僕は「進化論」ですね。一番何のつっかえもなく演奏出来る曲ですね(笑)」
―― なるほど。皆さんにとって「進化論」とはどんなものですか?
サトウ(Ba.)「「進化論」とは、つまりは、積極的に生きる事なんだなと思います。」
choro(Gt.)「ぼくは逆にタイトルが決まって「進化論」とはどういう事なんだろうな?とダーウィンの進化論を調べたりしましたね。でも、ダーウィンにしてもその人自身の考えであって、こうじゃないかっていう発想から産まれたものだと思うので、それぞれが持てる進化論があると思うんですね。なので、自分も改めて感じなきゃなと思いましたし、聴いてる方にも自分なりに考えてもらえたらなと思いますね。」
―― なるほど。立ち止まって考えるって事も大事ですよね。青ちゃんは?
青木(Dr.)「ずーっと過ごしてきて思うのは、自分磨き・・・ステップアップがあったほうが自分の人生はいい意味で短く感じるし凄く楽しく過ごせるので、「進化論」というのは、楽しく生きる方法な気がしますね。」
石井(Vo./Gt.)「ぼくは「進化論」を書いて、そこで論じているので、その歌詞に耳を傾けて頂ければ・・・と思いますね。」
―― 『進化論』が全国のレコード店に並んでいますが、お店をまわってビックリした事はありましたか?
サトウ(Ba.)「そうですね、Mr.Childrenさんと同じ試聴機に入っていたお店があって、それは感動しました(笑)」
―― それは凄い!
サトウ(Ba.)「9mmさんとかTHE BACK HORNさんと一緒の試聴機に入っていたりもして、多くのお店で色々と展開して頂けて有り難いですね。」
―― 雑誌やTVへの露出も増えていますが、今までと変わった事ってありますか?
石井(Vo./Gt.)「そうですね・・・音楽をやり始めてバンドに費やす時間っていうのは確実に増えてますが、生活レベルに関してはまだ変化はないです、あはは(笑)」
サトウ(Ba.)「なので、皆さん、CD買って下さい(笑)ライヴ会場ではTシャツも販売しますので、そちらも是非(笑)」
一同笑
―― 今購入すると特典がついてきたりするんですよね?
サトウ(Ba.)「ライヴ会場ではサインをします!」
青木(Dr.)「一部のレコード店ではステッカーがついてきますが、こちらは枚数限定ですのでなくなり次第終了です。」
―― そのCDを持ってライヴに行けば、サインも貰えるという、二大特典に恵まれますね。
サトウ(Ba.)「その通りです(笑)」
―― Tシャツは、choroくんがフロントのデザインを手掛けていると聞きましたが?
choro(Gt.)「はい、そうです。実はこれは、ロゴ+メンバーの顔になっているのです。」
―― おぉ、本当だ!
choro(Gt.)「なので、じっくり見てもらえれば・・・と思いますね(笑)」
―― 先日は千葉TVで特集が組まれておりましたが、どうですか?TVに自分達が出ているというのは、やっぱり何か感じるものはありましたか?
石井(Vo./Gt.)「感動しましたね。いい番組だな、と(笑)」
サトウ(Ba.)「そうですね・・・元々描いていた姿が現実になっていただけかも知れないし、それよりも、choroや卓のほうがやっぱり格好良く映ってるなコンチクショウ!って感じのほうが強かったり・・・(笑)」
一同笑
―― 『進化論』は前作から一年も経過せずに発売となったわけですが、一年以内にもう一枚出そうとは決めていたんですか?
サトウ(Ba.)「一年以内に二枚・・・って感じで決めていたわけではないんですが、二枚以上は出したいなと思っていましたね。」
―― 結構ハイペースな感じはしますが。
サトウ(Ba.)「そんなに急いで出したってわけでもないので、実は意外と自然なペースで発売出来たって感じですね。」
―― 歌詞は書き溜めたりするほうですか?
石井(Vo./Gt.)「書き溜めないですね。歌詞が一番時間がかかるので。目標としてはもうちょっと前倒しで行けたらいいのかなとは思いますが、『進化論』はいいタイミングで書いて作れたなと思いますね。」
―― 10月25日(土)は下北沢MOSAiCでレコ発イベントが開催されますが、これはチケットはまだ購入出来ますか?
サトウ(Ba.)「購入出来るんですが、残りわずかとなっておりますのでお早目に・・・という状況です。3マンライヴなので、持ち時間もいつもよりも長いので楽しめると思います。」
青木(Dr.)「CD聴いて、ライヴも観て・・・楽しめるイベントになると思います。」
―― しかも、12月にはワンマンライヴもありますね?これは何時間くらい演奏を??
一同笑
サトウ(Ba.)「単位は“分”ではなく“時間”ですね?(笑)何時間いっちゃう?(笑)」
石井(Vo./Gt.)「3時間くらい・・・(笑)」
一同笑
サトウ(Ba.)「二部構成くらいにして、3時間(笑)」
青木(Dr.)「間にヒロユキさんダンスコーナーとか(笑)一人だけずっと休憩なしで(笑)」
一同笑
サトウ(Ba.)「まぁ、冗談ですが、時間とかもまだ決まっていないので、また追々って感じですね(笑)」
―― では、最後にファンの皆様とこれからJeeptaを知る方々にメッセージをお願いします。
サトウ(Ba.)「前作『シナリオ』から約10ヶ月が経過しましたが、文字通り僕らの進化が詰まった一枚だと思います。僕らのこれからとこれまでがこの一枚に詰まっているので、過去、未来、色々なものに触れるために、僕らと出会って頂けたらなと思います。よろしくお願いします!」
青木(Dr.)「いつも、ライヴで思いを届けたいなと思っているので、その思いをこの『進化論』にも詰め込みましたので、是非受け取って下さい!」
choro(Gt.)「えー、ギター頑張って弾いてます!特に、一発録りということもありアドリブ感も満載ですし、ライヴもそうなんですが、CDはCDでしか弾いていないフレーズもありますので、ライヴとは違うライヴ感を感じてもらえると思いますので、是非聴いてみて下さい。」
石井(Vo./Gt.)「いつもライヴに来て下さっている方々も初めてJeeptaを知る方も、今回のミニアルバムは作品として楽しんで頂けると思いますし、生は生の迫力がありますので、CDとライヴ、それぞれで楽しめると思いますし、変わって行くところと変わらないところを発見して頂ければと思います。」
―― ありがとうございました。
(取材・文:磯山みゆき)
■2ndミニアルバム『進化論』
■デビュー・ミニ・アルバム『シナリオ』
「リコール」
■Jeepta Official Web Site
*10月25日(土) 下北沢 MOSAiC
"Jeepta 2nd. mini Album「進化論」Release Event" 3MAN LIVE
w)Hippogriff / YUEY
OPEN 18:30/START 19:00
前売り¥1800(D代別)
前売り券SOLD OUT!!の為、10/25(土)下北沢 MOSAiC店頭にて当日券を18時〜販売致します。
*11月01日(土) 大阪 AtlantiQs【MINAMI WHEEL 2008 】
Jeeptaの出演は、15:00
4DAYS PASS ¥8020
FRIDAY PASS ¥2625/SATURDAY PASS ¥2940/
SUNDAY PASS ¥2940/MONDAY PASS ¥2940
チケット発売:チケットぴあ【4DAYS PASS】(Pコード:782-146)
【FRIDAY PASS/SATURDAY PASS/SUNDAYS PASS/MONDAYS PASS】(Pコード:300-679)
]]>クラッシュ・イン・アントワープ http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=62 2008-09-23T17:25:04+09:00 2008-09-25T02:25:32Z 2008-09-23T08:25:04Z
インタビュー回答:Vo.穣児
―― ベルギー北部に"アントワープ"と言う都市がありますが、バンド名はそこから来ているのですか?
「そうですね、一応4人集まってバンドやろうぜって言った時に名前は必要だろうと言う事でですね、それぞれ考えてみようと言う事にな... 磯山みゆき 音楽
インタビュー回答:Vo.穣児
―― ベルギー北部に"アントワープ"と言う都市がありますが、バンド名はそこから来ているのですか?
「そうですね、一応4人集まってバンドやろうぜって言った時に名前は必要だろうと言う事でですね、それぞれ考えてみようと言う事になったんですけど、僕がたまたま家で雑誌を読んでて、そこにアントワープの写真が載ってたんですよ。凄い綺麗な風景が載ってて、最初何処だ?と思ったんですけど、"アントワープ"と言う所で。バンドもこれから旅に出て行くわけじゃないですか。未知な遠くに有る所に向かって行くって言う意味で、聖地みたいな場所を一つ付けたかったんですよ。それでまぁ、"アントワープ"と言う響きも良かったので、そのまま拝借しましてですね、"アントワープ"って付けたんですけど、4人で人間が衝突しながら進んで行くのを現す為に"クラッシュ"と付けて、で、なんとなく"イン"だな、と。それで"クラッシュ・イン・アントワープ"。
―― 4人が集まった経緯を教えて下さい。
「普通に大学でですね、暇だったので、余りに暇だったので、お金もそんなにあったわけじゃないし、何か出来ないかなつって、ま、サークルみたいなところで、音楽部室がただで使えるし、これはいい暇潰しになるんじゃないかと思って。」
―― 最初はバンドで食ってくぞ!と言う感じではなかったんですね?
「全くなくて、普通にテニスサークル入る様な感じと一緒で、ま、音楽を聴くのは好きだったんで、で、やってみようかな位の気持ちでやってて、まぁ、次第にやっぱり自分達で曲とか作って行くうちに、前はメンバー違ったんですけど、やって行くうちに段々音楽に本気になって行くじゃないですか。勝負出来てイケそうな奴を入れて、で、今の形になりました。みんな同じ大学っす。友達だったとかじゃなく、その場で、スタジオ入って初めましてって感じでした。」
―― じゃ、穣児さん以外のメンバーは違うバンドをやっていたりしたんですか?
「そうですね、違うバンドやってましたね。で、一緒にやろうぜって引き抜いたり色々しましたね」
―― メンバー同士で衝突したりもありましたか?
「そうですね。日々考えも感じ方も違う人間が集まるので。でも、そこが面白いところなんですけどね。」
―― 今のメンバーにおさまるまで期間は結構あったんですか?
「ありましたね、若干は。でも、真剣に音楽で勝負、ライヴしたりバンドが回り出すまでは遊び程度だったので、この4人になってからしっかりと"クラッシュ・イン・アントワープ"が発動したみたいな感じですね。」
―― 何故"バンド"と言う形態を選ばれたんですか?
「うーん…、まぁ、身近にあって、一番格好良いと思ってた音楽がバンド形態だったりしたと思うんですけど、やっぱり、単純に音楽って小宇宙を作るもんだと思うんですけど、そこで1+1=2じゃなくて、色んな無限の広がりを持てる攻撃力を持った音って言うのはやっぱり、ドラムとベースとギターとヴォーカルと言う、そう言う気持ちが有って、正に"クラッシュ"する為にはバンドって感じがしましたね。」
―― では、1人で音楽をやって行くと言う事は考えていなかったと言う事ですね?
「そうですね、はい。」
―― 上京するきっかけは何ですか?
「メジャー・デビューがきっかけですね。なかなか仙台って、ツアーとかで大阪とか行っても物凄く時間がかかるんで、便宜上東京がいいかなとも思って。」
―― 特に深い意味はなかったんですね?
「ないっすね、特に。仙台出身ってのは居ないんで、動きやすかったってのはありましたね。」
―― デビュー・アルバムとなる「あゝ、千一夜」のジャケットはインパクトがあって驚きましたが、これは穣児さんご自身ですよね?
「そうです。僕っすね。」
―― これは、真裸ですか?
「(笑)そうっすねー、真裸っすねー(笑)」
―― アルバムを聴かせて頂く前に、ジャケ写だけを拝見させて頂いた時に、きっとさらけ出した楽曲が詰め込まれているんだろうなと思いました。
「そう言う風に伝わって貰えると一番嬉しいですね。最近はラッピングされた物が多い中で、まっさらな物を出すのもいいんじゃないかと思って。」
―― 衝撃的ではありましたね。過去のシングルのジャケットとは方向性が違ったので。
「今までは綺麗なものでしたけど、シングルもそうなんですけど、世の中にパッと出る物として、通り過ぎられるのは嫌なんですよね。好きか嫌いかどっちでもハッキリ言って貰えてもいいから、まず立ち止まって欲しいと言う気持ちが有って、聴いて欲しいと言う気持ちが僕をそこまで(ジャケ写)駆り立てたんですけど(笑)素面ですよ。」
―― 「あゝ、千一夜」の千一夜とは何かが経過した期間を表しているのでしょうか?
「まぁ振り返れば11曲作って来て、千夜を終えて闘って生まれてきた11曲と言う意味で千夜なんですけど、そこからやっぱり1歩、新しい一日を作りたいと。全ての曲に対して言えるのは、明日に向かってく気持ちですね。そう言う意味で"千一夜"。"あゝ"と言うのは人間をそこに立たせたかったと言うか、"クラッシュ・イン・アントワープ"が居て、"みんな"が居てって言う、その"人間"を強く意識してやりたかったっすね。空想上のおとぎ話ではなくて、実際に人間がそこに立ってると言う…。このアルバム聴いて、それぞれ聴き手のみんなが、自分がそこに立って貰えたらな、と凄く思いますね。それで「あゝ、千一夜」と。その"、"については凄くもめましたけど(笑)」
―― 穣児さんが描く詞は改めてメッセージ性が強いと感じましたが、アルバムと言う点で、詞や曲の流れ等、構成に一番気を遣った点は何ですか?
「そうっすね、やっぱり、普通にバーっと流れちゃうのは嫌だなと言うところで、全曲が心に残る様に…。早い曲多いんで、スピードとかも結構気にしましたけどね。あと、ファースト・アルバムって事で、知らない人に向けて、頭4曲位は怒涛の曲を持ってこようと言う意思がありまして、たたみ掛けて頭は行こうって言うのは意識しましたね。」
―― 逆のパターンは考えませんでしたか?頭ゆっくりと言う感じで。
「あー…、そうっすね、やっぱガツンと行きたかったっすね。やっぱ僕等の良さって勢いで奮い立たせようって気持ちが有るんで、ジワジワと言うよりも最初からグっと行きたかったですね。」
―― 唯一「悲しみのシャボン」は他の楽曲とは違ってミディアム・テンポのバラード調ですね。
「その曲の位置が結構難しかったですね。」
―― それと対照的なBPM300と言う激早な「燈」が「悲しみのシャボン」の前に来てますが、300って言う数字を見ただけで物凄くスピーディーな曲だなって驚きました(笑)
「本当は300無い位なんですけどね(笑)ちょっと言ってみました(笑)」
―― ゆっくりした曲と早い曲を敢えて並べてみたと言うのにはわけがあるんですか?
「そうっすねー。余り1曲1曲が流れない様に、ハっとさせる為にはそう言う曲順がいいかなと思いましたね。結構疲れるんで耳が。あの、ずーっと早いと(笑)その辺りでゆっくりなのもいいかなと言う感じですね。」
―― ゆっくりした楽曲を作ってみようと思ったきっかけは何かあったんですか?
「うーん、きっかけ…。特に早い遅いは意識して作らないですけど、割と曲を作っている中で早くなったり遅くなったりして行くんですけど、「悲しみのシャボン」についてはやってくうちに段々遅くなってったと言う感じですね。」
―― 逆のパターンもありますか?
「ありますね。「戦ぎの手紙」とかは、最初はもっとゆっくりだったんですけど、"風"と言うテーマが出てきたりしてるうちに早くなってったりしました。」
―― 詞を聴いていると、言葉の美しさが目立ちますが、どう言う時に詞が浮かびますか?
「そうですね、やっぱり感動した時とか、涙が出そうになった時…嬉しくても哀しくても…」
―― 詞を作る場所は大体決まってますか?
「まとめる時はやっぱり机に向かいますね。部屋暗くして蝋燭立てて…、あ、蝋燭って言ってもあのヤバイ蝋燭じゃなくて(笑)匂いのする、あの香るやつです(笑)寝るな!って垂らしたりとかはしてません(笑)」
―― (笑)詞の中でも"星"とか"空"と言う言葉が良く出てきますが、詞を作る上で風景は重要視して作っているんですか?
「そうですね、まぁ"星"とか"空"とかも普遍的なものって言うのは、聴く人がそれぞれのイメージを持てるし、言葉って言うのは凄い好きですね。やっぱり風景が見えてくるものって、風景を音楽で提示出来れば、そこにそれぞれ聴き手が立てるじゃないですか。そう言う状況って言うのは僕は凄く好きですね。」
―― 頭の中で情景だったりが浮かんで言葉になって行くと言った感じなんですか?
「はい、そうですね。」
―― 楽曲は疾走感が有りますが、詞は日々の風景を見つめている(=歩いている)様な気がしますが、それは意識的にそうしているのですか?
「割と自然にこうなったと言えば自然にこうなったんですけどね、まぁ、歩いて人生デカク見りゃ、本当は人生って道を歩いてる中で生まれてくることなんですけどね。で、風景ってものは本当に流れてるものだと思うんですよ、凄いスピードで。そこで自分は流されたくないって言う気持ちが凄く強くあって、1歩1歩しっかり踏んで行きたいなと。」
―― もし流されそうになったらどうしますか?
「うん、やっぱり自分の中をしっかり見つめる事でしょうね。」
―― 楽曲を作る時に、詞と曲はどちらが先に浮かびますか?
「曲先っすね、今は。先にメロディーが出来て、そこからこう、今見ている風景、感じてる事をあてはめて行く感じですね。」
―― 詞の中で"僕"と言う代名詞は良く使われてますが、「シャイニング」の中で唯一"俺"と言う代名詞も出てきますが、"僕"と"俺"の使い分けは自分の中でどんな意味がこめられているんですか?聴いている感じだと、"僕"よりも"俺"は陰の部分、裏の部分が表現されている様に感じましたが。
「はい、初めて聞かれました。嬉しいっすね!頭の中で考えるのがきっと"俺"…"俺"…とか…。なんとなくわかりますかね?」
―― 言葉に発しない部分って事ですよね?
「そうですね。やっぱり葛藤してて強い意思を持って行かないといけない時には"俺"って言う…、頑張んなきゃ自分…、"俺"行かなきゃいけない…、どうすんだ俺!!って言う感じですね。」
―― このメロディーは凄くポップですよね。UKのバンドの影響を受けているのかな?って感じがしましたが。
「特に意識はしてないですけど、これは最初作った時にアコギで作ったところがあって、他の曲とかは結構みんなでスタジオ入ってバーッと鳴らしてるんですけど、出だしがそれは若干違う雰囲気が出てきたのかなって気はしますね。」
―― 尊敬するアーティストはいますか?
「バンドを始めようと思ったのは、大学入って最初の頃、まぁ、酒呑んでブラブラしてたんすけど、で、地下のバーみたいな所で"テレヴィジョン"ってバンドの曲が流れてた時に凄い衝撃を受けまして、その地下の感じと曲の雰囲気が凄い合ってたんですけど、NYパンクってものに最初ははまりましたね。」
―― セックス・ピストルズとかではなく?
「ではなくっすね、何かホント不健康な感じ(笑)その不健康な感じが格好良かったわけです(笑)立ち姿が、ジャケットを見てですね、何だこの不健康そうな人間達はと思いましてですね(笑)」
― 同感です(笑)
「で、そこから時代性とかも凄い臭ってくるんですよね。やっぱ不健康で、何か鬱憤があるからこそ曲に出来てるんだろうなって事で共感が有りましたね。」
―― 他にもいますか?
「うーんと、ピクシーズってバンドが好きなんですけど、はみ出し具合が非常に良く、凄い大柄なヴォーカルさんなんですけど、体だけではなくて描く世界観も凄くはみ出てて、メロディーとかもはっきり言ってそんなピッチが正しいとか関係なく、はみ出た部分て言うのが凄く格好良かったですね。やっぱりロックってホント、そのはみ出た部分の格好良さがセンスだと思いますね。話しはとびますが、CHARAさんとか凄い好きなんですけど(笑)エロスを感じるこの妖艶な音楽が好きですね。小学校、中学校の頃は、やっぱりブルーハーツとかですね。同じ男として格好いいなと思いましたね。」
―― じゃ、いつか穣児さんもライヴで脱いでしまったりも!?(笑)
「僕がですか?(笑)それは別に憧れてるから一緒にすれば近づけるとは全く思いませんけど。…まぁ、時がくれば(笑)」
―― 「ひかりのまち」と言う映画が好きなんですけれど…
「マイケル・ウィンターボトムですね!僕も好きですよ、あれ。」
―― 孤独を拭い切れない人々が愛を求め孤独の中で闘いながらも前を見て諦めずに生きている心情が良く描かれた映画ですけれど、クラッシュ・イン・アントワープと言うバンド、穣児さんが生み出す詞は、この映画に似た雰囲気を持っている様に感じますが。
「あれもやっぱり都市観って言うか、あれも夜の街ですよね。ロンドンと東京って疾走している街だと思うんですよ。その中で人間が立って生きて行くわけですけど、どんだけ流されないで自分の足で歩いていけるかって言うところが、そう言う感覚に近いんだと思うんですけどね。」
―― やっぱり孤独を感じている人々にメッセージを伝えたいと言う思いはありますか?
「そうっすねー。僕は実は孤独は大切な事だと思ってて、正に世の中がバーっと流れてて、その流れに乗る事は結構簡単な事なんすよね、自分を失くしてその流れに乗ってしまう事は。でもそれの先に実は答えは何も無くてですね、孤独感を感じて、自分の中をとぎ込み掘り下げてった時に、自分の答えって言うのが有ると思うんです。それをやってく事がきっと実は、みんなが行くからこっち行った方がみんなと繋がれるとか出会えるじゃなくて、孤独を感じてる中で、自分の中に実は他人が居たり、こう言う風に苦しんでる人が居ると、自分の中に全部答えが有って、そこを掘り下げていく事が実は出会いだったり、人と繋がる事だったりすると思います。でも結構それは辛い作業ですけど逃げずに受け止めるって事ですよね。」
― 逃げてたら何も掴めないって事ですよね?
「そうですね。その辛さを頑張って行く為にはやっぱ音楽って言う力を僕は借りてやりますけど。で、孤独な人が居て、その人はやっぱり闘ってるわけじゃないですか。そう言う人の後押しを僕等の音楽が出来れば凄く嬉しいですね。」
―― 一番好きな映画はなんですか?
「ビクトル・エリセさんの「ミツバチのささやき」と言うのが凄い好きなんですけど、少女が出てきて、凄い可愛い少女で(笑)アナちゃんと言うんですけど、フランケンシュタインの映画を見て、その映画を通じて幼い頃に死について考えるストーリーなんですけど、まぁ、人は何で生きてるのか死んでるのかって考えてもなかなか答えは見つからないですけど、考える事やめちゃ〜イカン!と思わせてくれる映画ですね。」
―― 考え過ぎて疲れてしまう事は無いですか?
「疲れますねー。でも考えたくなる様な状況を作ればいいとは思いますけどね。映画の力を借りて音楽の力を借りて…。1人で悶々と考えてワー!っとなる事もありますけどね。」
―― 本もお好きですよね?
「宮本輝さんとか凄い好きですね。あの人も人間のドロドロした部分を綺麗な日本語で書いてて…。」
―― ドロドロしたものは綺麗に描きたい方ですか?
「そうですね。綺麗にしたいですね。やっぱり残って気持ちのいいものにしたいですからね。」
―― 今はロックで突っ走ってる感じですが、将来的に、ボッサ、ファンクなど、今とは違ったスタイルを取り入れてみたいと思いますか?もしくはロック魂を突き通して行きたいと言う思いが強いですか?
「欲求が出てきたら何でも有りだと思いますけど、やっぱり説得力の有る音楽をまず作っていかないといけないと思います。やっぱり音楽って世の中に色々あって、凄い格好いいものが一杯あって、じゃぁそう言う風にやってみようぜって言っても、それはきっと自分等の中から出てくるもんじゃなくなって、ただその音楽をやってるだけの気持ち良さになっちゃうと思うんですけど、そうはなりたくないですよね。やっぱり僕等から出てくる物、言葉で有り続けたいんで、もしやるとしたらやっぱり相当練習して、自分の中にしっかり有る状態にしてからやりますね。」
―― ちょっとこの楽器つかってみたいなって言う程度の感覚ではやらないって事ですよね?
「そうっすねー。こう言う風な気持ちで表現したいから練習しようかとか、そう言う風にやると思いますね。楽器に対する憧れとかは特に、余りないっすね。」
―― じゃ、今はヴォーカル&ギターですが、ヴォーカル専門になっても抵抗は無いのでしょうか?
「はい。」
―― メンバーの人数にこだわりはありますか?
「そうっすね、たまたま4人だったんですけれども、でも、この4人でやりきれない事がまだまだ一杯あるし。なかなか無限に有ると思います。ロック魂を突き通して行きたいと言う思いも無いですね(笑)ロック・スターになりたいとかも余り無いんですが、何だろうなぁ…。演歌でもロックなものはロックですしね。ロックって何かって言ったら、自分をどんだけぶっ壊して行けるかって言う感じだと思いますが。…ロック魂ですか(笑)有りますけど、やっぱり形だけの物は興味ないですね。」
―― 一番伝えたい事はなんですか?
「純粋に、"クラッシュ・イン・アントワープ"はこう言う風に生きてますって言える音楽を作っていけたらいいなと思ってます。ま、ホントどんだけエネルギーを曲に詰め込めれるかって感じですからね。僕等が闘うのはやっぱりステージの上ですから。音楽で、曲で、今持ってるそのエネルギーを全部出せれる楽曲と、そう言うステージをいかに作れるかですね。」
―― ライヴを見に行くといつもエナジーを頂くので…
「いいですね、"エナジー"って!」
―― 後ろ向きで居ても、ライヴを見た後は前向きで帰ってこれるパワーを貰いますし、やはり多くの方に見て頂けたら伝わるんじゃないかなって思いますが。
「やっぱライヴって言うのは、自分は音楽活動で家で詞を書いたり、ギターをポロポロ弾いたり、スタジオ入ってやったりするのも音楽活動なんですけど、やっぱり僕等が勝負するのはステージの上、やっぱりそこにやりとりがあって…。世界と一番近い所に立てる時間と場所で、その中で僕は出して、しかも吸収する事はやりとりがそこに有るから、やっぱ家ん中だとオンリー・ワンですからね。じゃなくて、そこのやりとり、抱き合ったり殴り合ったり出来る場所がやっぱりライヴって場所でね。うーん、そこで吸収する事も一杯有るし、逆にエナジーを僕等はみんなに貰ってるし、そのやり合いは一番僕等の音楽活動の中では真ん中にあるものですね。」
―― どれ位のペースでライヴをやって行きたいと言うのはありますか?
「出来る限りやって行きたいですけどね。でもやっぱり曲を作ったりしないと、いつまでも同じ様な曲ではいけないんでね(笑)」
―― 演奏中別な曲が浮かんで来たりとか詞が浮かんでくる事ってありますか?
「他の曲ですか?ははは、大体そう言う邪念が入ってる時って駄目な時なんですよ(笑)あー、次の曲あれだから〜…みたいな事を考えてる時は駄目ですね、集中してない(笑)…無いとは言えませんけど。ははは(笑)良くないですね、それは。」
―― 観客を見てたら詞が浮かんできた、とかはありますか?
「それは後から感じますかね、どっちかって言うと。思い出して、あの時の感覚が欲しいからまた曲を作るし。」
― ライヴが終わった後とかは曲が出来やすいとかありますか?
「そうですね、何でもそうだと思いますけど、映画見終えた後とか、やっぱカラッポにしてどんだけ向かえるかだと思うんですけど、カラッポの状態で一杯エナジーを自分でも燃やして、貰うじゃないですか。それをやっぱりどう言う形で吐き出そうかなって言う時に、色んな言葉だったり曲が出てきますね。」
―― 声高いですよね。以前、声を出し過ぎて喉が切れた事もあるとおっしゃってましたが、自分的に限界のラインはあるんですか?
「そうですね…、わからないですね。今回のツアー、これだけのロングツアーは初めてなので、ある種それも勝負と言うか、自分を知る為にいい機会だな、と。気持ち的には何処までも行けるんですけど、体がね(笑)どの程度ついてくるかってのはやってみないとわからないですね。でも声が出てなくても伝わる物は伝わると思いますけどね。」
―― ライヴ中に実はこんな事がやってみたいって言う密かな野望はありますか?
「何だろう…。真っ暗にして言葉をポンと、歌詞の一フレーズでも映し出してみたり、視覚的にも入ってくる、そう言うのがいいかなとは思いますね。」
― 蝋燭たいてみたりとかは?
「あはは(笑)そうですねー。寺とか庭でもやってみたいですね。」
―― 寺とか面白そうですね。
「そうっすねー。それこそ正に蝋燭ユラユラ…あはは(笑)説教臭くなりそうですね(笑)あ、あと純粋にベルギーのアントワープでいつかやりたいですね、名前を付けただけに(笑)解散ライヴはアントワープで、みたいなね(笑)」
―― 解散ですか!?(笑)
「いやいや、ウソウソ!(笑)」
―― ベルギーの方々にライヴを見て頂くって言うのも面白そうですよね。
「ベルギーでバカ売れ!クラッシュ・イン・アントワープ!!…とかね(笑)」
―― 楽しみにしてます!最後になりますが、ファンの方にメッセージをお願いします。
「"アントワープ"と言う名前を付けてやってる以上、ホント音楽は国境が無いものだと思ってるので、「We Are The World」とか聴いてても、僕は凄い身近に感じたんですね。世界は、我々は、僕達は世界、その言葉に、世界の一員だって。で、ホントそう言う風に感じれる様な音楽を作って行きたいですよね。だから、その人にとっていつまでも身近に有る音楽、その人にとって生きて行く上で凄い大切な"音楽"、"人達"になりたいですね。なんで、心ひらいてですね僕等行くんで、心ひらいて受け止めて下さい!」
◆「あゝ、千一夜」
【ニコニコ動画】クラッシュ・イン・アントワープ - ゴー・ナウ
<2004年取材>]]>Escape Act http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=61 2008-07-27T23:11:31+09:00 2008-09-03T07:46:52Z 2008-07-27T14:11:31Z 90年代、BLURやOASISを中心にムーブメントを起こしたブリットポップの波、その時期にタイムトリップしたかの様なサウンドに耳を持って行かれるのが“Escape Act”。どことなくUS出身の“Superchunk”をも彷彿とさせる様ないい意味での軽さとポップさは、新世代のブリットポッ... 磯山みゆき 音楽
2006年4月に結成され、1stシングル「God Says」は2008年の6月に限定盤としてリリースされたばかり。全体的にいい意味での緩さとフレッシュさを兼ね備え、どことなく頼りないヴォーカルがやたらと耳に残りやすい一曲。「Laid Open」はリフ、メロディーライン全てに“Escape Act”らしさを感じる一曲。一度聴いただけで脳裏に焼きついて口ずさんでしまえるのがキャッチーさをも証明している。
インストでは突如轟音ギターを掻き鳴らしメリハリを持たせながらも、どこか安心出来るサウンドを響かせ、いい意味でブリットポップという枠組みを破壊せずに楽曲を作りあげている。マイブラをも彷彿とさせるメロディーラインも垣間見れたり、90年代、ブリットポップを謳歌したリスナーの心には、“Escape Act”のサウンドはストレートに響くはずだろう。「S」
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(文:磯山みゆき)
UK-Japan 2008 WEBサイ
トに記事掲載! ]]> YUEY「赤い鉄塔」遂に発売!! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=57 2008-04-23T19:34:24+09:00 2008-05-02T10:59:04Z 2008-04-23T10:34:24Z 約9ヶ月ぶりの新作を発売した3ピースロックバンド、YUEY。更にパワーアップした彼等が作り出した1stマキシ・シングル「赤い鉄塔」は、どことなくノスタルジックな4曲が集まっていて、或る意味、とてもYUEYらしさを感じさせてくれる1stマキシ・シングルである。発売前に、... 磯山みゆき 音楽
■YUEY比嘉氏、独占インタビュー
―― 前作から9ヶ月ぶりの新作であり1stマキシ・シングルとなる「赤い鉄塔」ですが、収録されている4曲に決めた理由は?
比嘉(Vo.&G.)「これは勿論適当ではなく、出したかったと言うのがあって出した4曲ですね。スタジオにこもって作って、出来も良くて、よし、出そう!と思って出す事にしましたね。」
―― 過去の楽曲も収録してますが、これはこのマキシ・シングルの構成に何か意図が?
比嘉(Vo.&G.)「新旧織り交ぜたのは、このタイミングかなってのもありましたし、曲のバラエティが欲しいのもあり、一応繋がっているんですよ曲全部が。これは歌詞見たら分かるんですけれど、上京してホームシックになっている人が書いている曲なんです。ホームシックと言うか、寂しがり屋と言うか、「赤い鉄塔」は東京の事だし、「マナーモード」も「1Call」も携帯の事だし、「rainman」なんかもろセンチメンタルですよ
ね。本当は「赤い鉄塔」以外の3曲予定だったんですけれど、「赤い鉄塔」を入れて全体が引き締まったので、これだ!と思いましたね。」
―― シングルと言えば、ライヴハウス限定で発売した「童貞と処女」は完売しましたが、もう発売予定は無しですか?
比嘉(Vo.&G.)「実は“赤い鉄塔ツアー”から限定発売します。『室内MUSIC』も100枚発売します。ライヴハウス限定なので、また直ぐに完売してしまうかも知れませんが・・・」
―― ワンマン・ライヴの予定はありますか?
比嘉(Vo.&G.)「ないですね。アルバムが完成したりとか、なんかこうサプライズ的な事がある時にワンマンをやりたいと思ってます。」
―― 5月6日(火)からいよいよツアーがスタートしますね。
比嘉(Vo.&G.)「はい。この日は自主企画イベントになります。」
―― それは楽しみなスタートですね。ツアーが始まると楽曲作りが止まったりしませんか?
比嘉(Vo.&G.)「僕の場合は一ヶ月に一曲作るペースなので、捨て曲も無いですから、ロスはそれほどありませんね。」
―― ドラマーが変わってから大分経過しますが、何か変わった感はありますか?
比嘉(Vo.&G.)「質感が変わりましたね。やわらかくなったと言うか大人っぽくなった感じもありますね。同じ曲を演っていても、ジョウくんのドラムのYUEYはこんな感じなんだなって。色がつきましたね。」
―― 今後やってみたい事はありますか?
比嘉(Vo.&G.)「僕はギター少年なので、やっぱり早弾きをやってみたいですね。今練習してますよ。最近早い曲ばっかりですね。「眼鏡」は遅くなりましたけれど(笑)昔の曲を演るとお客さんも喜んでくれるので、嬉しいですね。」
―― アッパーな曲と聞かせる曲、どちらが好みですか?
比嘉(Vo.&G.)「どちらも好きなんですが、早い曲を作りたいですね。みんなで歌える曲があって、ノレる曲があって、バランス良くライヴの曲順も考えてます。」
―― ライヴは楽しいですか?
比嘉(Vo.&G.)「今は楽しいですね、とっても。昔は、ライヴをやっていてもみんな敵だ!とか思ってましたけど(笑)今は楽しいですね。」
―― ツアー好きですか?
比嘉(Vo.&G.)「ツアー好きですよ。色々な人に逢えますし、楽しいですね。打ち上げで爆発も出来ますし・・・(笑)」
―― あはははは(笑)楽曲を作る時は曲と詞はどちらが先に浮かびますか?
比嘉(Vo.&G.)「最近は詞が先ですね。僕の場合は作ろうと思って作るんじゃなく、閃きで作っているので、今は頭の中に3曲あります。」
―― もう完成しているんですか?
比嘉(Vo.&G.)「頭の中では完成してますね。これを皆でアレンジして仕上げて行くって段階ですね。適当が嫌いなので、やっぱり適当には作らないですし、モヤモヤのまま出すって事は無いですね。「東京湾」って曲も作ってるんですが、これはラップです。」
―― ラップ!?
比嘉(Vo.&G.)「面白い曲に出来上がってきてますよ。」
―― ツアー中に聴けたりしますか?
比嘉(Vo.&G.)「聴けるかも知れないですね。」
―― 曲を作るのは比嘉君ですよね?それぞれのパート部分もおおまかにかためて行くんですか?
比嘉(Vo.&G.)「スタジオで好きな様に叩いてもらって、好きな様にベースを弾いてもらって、それぞれの持ち味やアイディアを活かしますね。自分では決めません。やっぱりそれぞれこれがいい!と思うものを出して行かないと、曲を好きになれないとも思いますしね。」
―― なるほど。比嘉君はフライングVを使うとか?
比嘉(Vo.&G.)「フライングV持つぞ!って言ったら持つんです。合わないんじゃないの?とか言われても、やりたいからやるんです。やるって言ったらやりますから。やろうかなーで終わるんじゃなく、やろうかなーって言ったらちゃんとやりますので(笑)でも、そこの違いだけだと思うんですよね。やろうかなーで終わらせるか終わらせないか。ただ実行してるだけなんですよね、僕の場合。」
―― 「赤い鉄塔」でも曲間にMCを加えたりしてますよね。
比嘉(Vo.&G.)「それも面白いかなーと思ってやってみたんですよね。曲を作ると型にハマリがちですけど、そう言うのをなくしたら面白いかなーと。」
―― 「赤い鉄塔」はどんな時に作ったんですか?
比嘉(Vo.&G.)「これもとても些細なきっかけなんですが、ライヴの帰りの首都高で東京タワーを見ながら帰るんですけど、その時にオガッチが「東京タワーの曲作りなよ」って言ってきて「うん、いいよ」・・・って、これだけで作りました。もうあっと言う間に出来ましたね。直ぐに閃きましたね。」
―― そうなんですか(笑)
比嘉(Vo.&G.)「東京タワーは君が住む街から見えるのかな・・・と。サビ何を歌おうかなーと。歌詞は物凄く考えましたね。閃きを探しますね。」
―― 曲は経験談が多いですか?
比嘉(Vo.&G.)「経験談より妄想ですね。でも説得力がある妄想しか書かないですね。直接的に書くんじゃなく、相手が察してくれるような歌詞を書くようにしてますね。あぁ、哀しかったんだね、楽しかったんだね、と。受け取り方が一つにならない様な書き方をしますね。」
―― このマキシ・シングルの中で一番好きな曲は?
比嘉(Vo.&G.)「僕は「1Call」ですね。東京に来てから書いた曲ですしね。まぁ、僕は千葉に住んでるんですけどね。。。(笑)」
―― はははは(笑)マキシのタイトルは色々考えたりしましたか?
比嘉(Vo.&G.)「色々考えましたけど。僕ずっと言ってましたね。「ロックンロールファイヤーどうですか?」「ダメです」「ゴーストレイト」「ダメです」「レッツエンジョイ」「ダメです」「乗馬クラブ」「ダメです」全部ダメです。「狙ってん
の?」「狙ってないです、面白いから」みたいな。」
―― あはははは(笑)ジャケット写真も面白いですよね。
比嘉(Vo.&G.)「家族写真的なものが撮りたかったんですよね。モロそうですが(笑)僕ら格好良くないですからね。格好いい格好をしようとも思わないですし、スーツだ!と。等身大が一番なので。」
―― 等身大がいいね。
比嘉(Vo.&G.)「手堅い事ってゆっくりにしか進まないじゃないですか?でも、土台って大事だと思うので、ゆっくりでも妥協したくないいですし、手堅くやって行きたいですね。適当にはやりたくないんで。適当にやってもいい事ないですしね。全部自分にも跳ね返ってくるじゃないですか?ゆっくりでもこれで良かったって思ってますしね。」
―― なるほど。自分達の長所ってどんなところですか?
比嘉(Vo.&G.)「うーん、短所を出せる所ですかね。」
―― 短所ってどんな所ですか?
比嘉(Vo.&G.)「MCつまずいたり(笑)でも格好つけたりして繕ったりしたいとは思わないので、つまずきを改善して行きます(笑)」
―― では、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
比嘉(Vo.&G.)「結構マイペースですが、自分達なりに頑張ってますので、興味があったらライヴに遊びに来て下さい。音楽っていうものはもっとラフなものなので、頑張って聴くものでもないですから、僕らは僕らのペースで行きますので、それで気に入ってもらえたら嬉しいですね。」
―― どんな人に聴いてもらいたいですか?
比嘉(Vo.&G.)「バンドマンには特に聴いてもらいたいですね。音楽に対する姿勢ってものは歩いたり立ち止まったりして、ミスも踏まえて、その人が見えればいいかなと。一緒に興味持ってもらえればいいかなと思ってますね。」
―― なるほど。
比嘉(Vo.&G.)「リスナーと僕は結構近いと思うんですよね。音楽が物凄く好きってわけではなく、自分が演っていて、自分が聴きたい様な曲を作っているって感じなので、一枚のアルバムだったら色々な物を詰め込みたいなと思ってますし、リスナーの期待に応えて行く作り方をすると言うよりは、自分達の演りたい音楽を作って、それを形にして行っているので、それを聴いた人が気に入ってくれたら嬉しいですね。ホームページで
もライヴでも遊びに来てみて下さい。」
―― ありがとうございました。
(取材・文:磯山みゆき)
取材協力@DARTS & BAR ZeniTH(ゼニス)
>>前回の取材記事はこちら
◆過去取材記事1 、◆過去取材記事2 、◆過去取材記事3
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]]> 2008年1月16日、Jeepta遂にデビュー!! http://osusumeitem.jugem.jp/?eid=54 2008-01-01T22:30:12+09:00 2008-01-01T14:03:07Z 2008-01-01T13:30:12Z 「憂いと激情」正しくその一言に尽きる楽曲が凝縮された『シナリオ』が遂に2008年1月16日(水)に全国レコード店にて発売となる。Jeeptaらしさが詰まったアルバム、臨場感溢れるデビュー・ミニ・アルバムが遂に完成!2008年1月5日(土)には遂にワンマンライヴが開催。この日... 磯山みゆき 音楽
■Jeepta独占インタビュー
(2007年12月22日)
―― 今日はデビュー・ミニ・アルバム『シナリオ』の中に収録されている「Loop」から始まりましたが、曲順を決めるのは色々苦労しましたか?
佐藤(Ba.)「先月の関西ツアーの頃から、自分達の中でこれイイネ!って言うものがあって、最近の定番になってる曲順ですね。」
―― 一曲目に「Loop」を持ってくるのは意外性を感じましたが、特別な理由があっての事ですか?
佐藤(Ba.)「自分達が気持ちがいいからです(笑)」
青木(Dr.)「あはははは(笑)そうだね、気持ちいい曲だよね!」
佐藤(Ba.)「「Loop」をライヴでやっていて気持ちがいいなって思って、そこからアルバムの一曲目に持ってこよう!と言う感じになりましたね。」
―― 前回、曲順を決めるのが一番大変だったとおっしゃってましたが、どのあたりに一番苦労しましたか?
石井(Vo./Gt.)「どういう流れでも行けるし、だからこそ一番いい形を選ぶのが難しくて、どんな流れでも出来るんですけれど、やっぱり最終的に一番いい形を判断するのがとても難しかったですね。」
―― 『シナリオ』と言うアルバムの流れで意識した部分は?
石井(Vo./Gt.)「曲を録り終わってから流れを決めたんですが、ライヴと音源とはまた違うので、音源の流れと言う部分を意識してアルバムの曲順は考えましたね。」
―― 「Loop」を一曲目に持ってきたあたりが今までのJeeptaとは違った印象を受けましたが?
choro(Gt.)「元々、大体の曲は卓ちゃんがメロディーを持ってくるんですが、あの曲は僕が最初にメロディーと歌以外のものを持ってきてから出来上がった感じの曲なので、その分、僕の個性が出ている楽曲だとは思いますね。」
―― 「二面体ハッピーエンド」も今までのJeeptaとは違った雰囲気を醸し出してますが、これはどんな時に作ったんですか?
石井(Vo./Gt.)「あれは完全にノリで作ったんですけど、一人でスタジオに入っている時に、ある程度自分の頭の中にあるようなものを録ったりしていて、適当に弾いていたものを録って、歌詞も適当に歌っていたものがどんどん広がって行って完成した一曲です。」
青木(Dr.)「今回も色々学ぶ事が多くて、得る事も沢山ありました!」
―― 今月はライヴラッシュと言うイメージが強かったですね。何本位やられましたか?
佐藤(Ba.)「今月は年越しイベントも含め、9本ですね(笑)」
―― ライヴバンドですね!(笑)
佐藤(Ba.)「凄いやりましたね(笑)」
―― 今日のライヴは皆さんアッパーな感じがしましたが?
佐藤(Ba.)「そうですね(笑)」
石井(Vo./Gt.)「ある意味アッパーでしたね(笑)」
choro(Gt.)「僕も酔ってしまいましたからね・・・(笑)」
一同爆笑
―― Jeeptaは毎回違ったライヴを披露してくれるので観ている側もとても面白いんですが、毎回違ったカラーを出して行く事を念頭においてたりはしているんですか?
佐藤(Ba.)「毎回同じクオリティーでやって行こうと言う気持ちよりも、その時その時の会場の空気とかで生まれてくるものを大事にしてライヴをやって行きたいって意識の方が強くありますね。」
石井(Vo./Gt.)「観客の皆さんに空気を作ってもらう事もあるし、自分が先にのめりこんでやって行く事もあるし、とにかくライヴと言う楽しさ、臨場感を大事にしてますね。」
―― choroくんは途中からJeeptaに加入しましたが、加入したての頃と変わって来た部分はありますか?
choro(Gt.)「最初はみんなに合わせようと言う気持ちがありましたが、いつからか、一回好きにやってみようかなと言う気持ちが芽生えて、逆にそれがバランスがとても良かったみたいで、スムーズにみんなが好きにやってまとまって・・・と言う素晴らしい空間が出来たと思います。」
―― いよいよ2008年1月5日(土)にワンマンライヴが開催となりますが、5日を選んだ理由は何かあったんですか?
石井(Vo./Gt.)「いくつか他に候補日もあったんですけど、K's Dream営業初日の2008年一発目のライヴなので、Jeeptaの年にするぞ!って言う意味もこめて5日にしました。」
―― チケットの先行発売も開始してますが、反響はいかがですか?
佐藤(Ba.)「おかげさまで、チケットの予約が殺到しております!!」
青木(Dr.)「有難うございます!!!」
―― なんとこのライヴ当日には、2008年1月16日(水)に先駆けて『シナリオ』を特別先行発売すると言う事ですが?!
佐藤(Ba.)「いち早くライヴ会場で発売してしまいますが、千葉県内のタワーレコードで予約した方には、プロモーションDVDが特典としてつく予定です!」
―― 初の全国流通になるわけですが、気持ち的な部分で変わった事はありますか?
佐藤(Ba.)「今まではライヴを見て、ライヴ会場で気に入った方が購入してくれて良かった!って言ってくれる、僕達とライヴを観てくれる人の繋がりで販売・・・と言う形だったんですが、『シナリオ』に関しては、人から人へ伝わって、こいつら凄くいいバンドだよ!って言ってもらえる事がとても多くなった気がします。僕等の知らないところで僕等の音楽を聴いてくれている人がいるって事がとても大きい事だな・・・と思いますね。これがこの先どんどん広がって行くんだろうなって思うと、兎に角凄い事だなってのが既に実感として沸いていて、それに応えられるバンドになるって意識が更に強まりましたね。」
―― 『シナリオ』に関してですが、ジャケットのインパクトもとても強いものですが、どんな意図がこめられているんですか?
石井(Vo./Gt.)「単純に格好いいと思ったって言うのもありますし、ジャケットを見ただけで想像がつくようなものにはしたくなかったし、先入観を持たれたくないってのはありましたね。インパクトもあるし、どんな音楽なんだろう?って思って手にとってもらって聴いてもらったら、何かしらが結びつくと思います。」
青木(Dr.)「あのジャケットが平置きで店頭に並んだら面白いなってのも個人的に思ってます(笑)」
―― あはは(笑)確かに!「リコール」は完売してしまいましたが、もう入手する事は出来ませんか?
青木(Dr.)「ONPOO でDL出来ますので、是非そちらもチェックしてみて下さい!未発の音源もありますよ!」
―― それは大変貴重ですね!それでは『シナリオ』について一言お願いします。
石井(Vo./Gt.)「今までの僕達が詰まっているし、音楽をやっている意味が詰まっていると思うので、是非聴いてみて下さい。」
佐藤(Ba.)「今僕達が見えているリアルな音楽が詰まっていると思いますので、是非聴いて見て下さい。」
青木(Dr.)「『シナリオ』って言うのは一つの道でもあって、今、新たなスタート地点に立ったんだと思うんですね。この先の『シナリオ』をみんなと一緒に作って行って、どんどん加速して行きたいなと思っているので、その思いが詰まった『シナリオ』を是非聴いて下さい!」
choro(Gt.)「初のミニ・アルバムですし、ここまでのJeeptaが凝縮されているので、聴いて見て下さい。」
―― では、最後にファンの方とこれからJeeptaを知る方々にメッセージをお願いします。
青木(Dr.)「いつも応援してくれている方有難うございます!これからJeeptaを知る方も是非聴いてみて下さい!」
choro(Gt.)「先ず一度聴いて頂ければ、特別語るよりもそれが大事かなと思いますし、それだけで充分です。有難うございます!」
佐藤(Ba.)「これからを楽しみにしていて下さい。名前だけでも知っていてもらえれば、知っていて良かったって時代が来ると思います!」
石井(Vo./Gt.)「本当に皆様の応援があってこの作品が出来たと思ってます。このCDを発売してからもその先の新たな『シナリオ』があるので、見守っていて欲しいなと思います。」
―― ありがとうございました。
(取材・文:磯山みゆき)
■デビュー・ミニ・アルバム『シナリオ』
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◆Jeepta レコ発ワンマン「三十八才」
@稲毛K's Dream
OPEN 18:00/START 19:00
前売り ¥1800/当日 ¥2300
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