毎年、年末年始恒例のお祭り騒ぎと言えば、「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN」。多くのアーティストが参加するこのフェスティバルは、寒さをも吹っ飛ばす、国内ロック好きにははずせない大イベントである。その「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に、Jeeptaも出演。
2008年10月にデビュー・ミニ・アルバム「進化論」を発売し、全国各地ツアーをまわってきた彼等の集大成ともなるワンマンライヴを12/28に稲毛K's Dreamにて開催。その興奮も冷めやらぬまま、12/31のCOUNTDOWN JAPAN 08/09のcosmo stage出演である。音楽の祭典と言っても過言ではない大舞台で、彼等がどんなステージを見せてくれるのか、とにかく楽しみであった。
叙情的な歌詞、哀愁漂うメロディー、心がつまる様ななんとも言えない感情を突き刺してくるLOST IN TIMEが、数年前の印象を蹴散らかすかの様にポジティブなリリックで心を突き動かすニュー・シングル「希望」を11/19にリリース。 誰もが経験する様なことをあるがまま唄っているからこそ、いつでも心にスンナリとしっとりと、そして前向きに響いてくるのだろう。
透き通る歌声がはかなく響きながらもバックボーンは力強く、轟音ギターをかき鳴らし絶妙なバランスで独特なる世界観を繰り広げているPeople In The Boxの3rdアルバムが12月3日に発売となる。激動、静寂、それらの二面性をあわせもち、思わず口ずさみたくなるメロディアスさ、それでいて飽きのこない変調具合も抜群。一曲目「海抜0m」から激情、静寂、変調、全てがまじり合った仕上がりも彼等ならでは。ポエトリーティングなど新境地も垣間見れるニュー・アルバム『Bird Hotel』は、エモーショナルな楽曲が詰まった躍動感溢れる新作である。
SUPERCARをも彷彿とさせるメカニカルなニュアンス、そこにプラスされるチェロの音色、それでいて轟音ギターでエモーショナル・・・実に豊富な音色を持ち合わせるメロディック・エモ・ロック・バンドreach up to the universeの待望のファースト・アルバムがリリース。ジミー・イート・ワールド、スマッシング・パンプキンズらに影響を受けたという彼等、一見すると軽目のポップサウンドを響かせるバンドかと思いきや、パワーポップと言っても過言ではない疾走感と哀愁溢れるメロディーがかき鳴らされている。「Hand In Hand」ではそれらがたっぷりと詰まった一曲に仕上がっている。「S.T.A.R.S」ではSUPERCAR好きにはたまらない一曲でもあり、THE ARROWSをも彷彿とさせる仕上がり、それでいてオリジナリティも満載のreach up to the universeの『You&Me』、ファースト・アルバムとしてはとても完成度が高い一枚だと言っても過言ではない。